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Indian way [Others]

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昨年のクリスマスの頃に友人からディナーに招かれていました。ところが直前に息子さんが友人達とディナーに出かけた際に1人が感染。息子さんはネガティブだったけれど念のために自宅隔離。ということでディナーもキャンセル。彼等の家族同士のクリスマス予定も全てキャンセル。

そして約1か月後の昨日、改めて招待されました。招かれたのは私だけだったのでご主人と3人で近況を語り合って。人口10億人の国の人々を「インドの人は」と一口に語ることはできないけれど、15年以上の経験から言うと彼等はゴシップが大好き。昨日も久しぶりに再認識してしまいました。

例えば
「Henry Dxxxを知っている?教会の掲示板で名前を見つけたの」と尋ねると
「ああ、奥さんはMaryで娘が昨年結婚してビクトリアに住んでいるHenryのことかな? 彼はとてもいい人でお母さんの面倒をみているの。妹夫妻は全く関与しないのよね」
と家族全ての情報を一気に公開。

また「12月にBettyに会ったよ」と言うと
「ああ、Betty.4人の子供がいて、長男はオタワに住み、次男は自営で独立してしっかりしているよね。自宅ローンも完了しているから引退後も金銭的な心配はないよね」
プライベート情報をペラペラと得意気に話す友人に「どうしてそんな事まで簡単に話すの?」と釘を刺したけれど当人はお構いなし。

COVID-19以前は何かにつけてホームパーティー、コミュニティミサ等で集まっていたインドな人々とのつながりは約2年間切断。彼等のゴシップを耳にすることもなかったので「おお、これだったか」とトラウマのように蘇ってきました。おそらく彼等は全てを共有した後「we are family」と思い合うのかもしれないけれど、私にとっては未だに慣れない慣習。遮断してくれたCOVID-19に感謝です。

用意してくれたメニューは全てGoanスタイル。
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- Fish curry
- Fried fish
- Spicy green beans with coconut
- Spicy prown with potato
- Basmati rice

心づくしの家庭料理には大感謝だけれど、次回はゴシップ抜きでよろしくです。(多分無理だな)
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Tarte Tatin [Food & wine]

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冷凍パイシートを利用してTarte Tatin.さて、今回は上手くいくかな?
いい感じに焼き上がりました~。小1時間程まってからひっくり返して。
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もう少しキャラメリゼしたほうが良かったかな? 星野シェフの「赤、赤ですっ」と砂糖の焦げ具合を今一つ待ちきれなかったみたい。

修行は続き、そして食べ続けます。ハハハ

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Chopin, Fauré & Bologne [Music]

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Vancouver Symphony Orchestraコンサートに行ってきました。レトロなロビーが美しいOrpheum Theatre.合唱団で歌う時は舞台裏入口利用なので久しぶりの美しさに感動。

COVID-19制限下のためアプリ利用のデジタルチケット、ワクチンパスポート及びIDを提示して入場。客席は50%制限のため前後左右に人がいないのでゆったりと。
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開演前のステージ脇スクリーンにはマスク着用を呼びかけるメッセージ。ところがロビーバーで販売されている飲物(アルコール含む)を客席に持ち込み可なので皆さん飲むときはマスクを外すわけ。

このチケットは昨年のBlack Friday時に30%オフで購入。当初プログラムは「Chopin, Berlioz, Ravel, Bologne」。Ravel "La valse"をライブで聴くのを楽しみにしていたのですが、オミクロンウィルス猛威のため小編成の作品に変更となってしまいました。

Bologne: Chevalier de Saint Georges Symphony"
Faure: Pelleas et Melissande Suite
Chopin: Piano Concert No. 1

初めて聴くBologneの洗練された流れに身を任せ、Faureのピアニッシモに涙を流し、いよいよChopin.
奏者はMontreal出身、2015年ショパンコンクール第2位のCharles Richard Hamelin.
クリアな音で始まったのは2021年ショパンコンクールの最終予選課題曲。約45分の曲を暗譜で弾くとは素晴らしすぎます。プロなら当たり前なのでしょうが。

情熱と繊細さを巧みに表現したHamelinの演奏が終わると観客達は総立ち。
音楽の喜びに満たされた一時でした。
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At the office [Work]

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郵便物確認などの用事を片付けに今日はオフィスに出勤。いや~、約40日ぶりです。
スカイトレイン、バスの混み具合は余裕あり。特にバス乗り場では心得た人々は、混雑した車内には乗らず次のバスを待っています。出来る限り人混みを避けようということね。

今日のオフィスは私1人のみ。久しぶりの11Fからの眺めに心を和ませて。
リモートワークのメリットは通勤時間短縮。そしてデメリットは郵便物受取、配送。
特に病院関連業務の書類は個人宅には配送不可なのです。なので私のオフィスではなく別階の同僚宛てに送付手配し、と皆さんに助けられて。
オフィスのペーパーレス化は進んでいるものの、全てではないのです。

1年ぶりに手配するFedExのパスワードをアカウントコードをすっかり忘れ、慌てて同僚にメール。
彼女も「2019年以来使っていないわ~」なんて返答してくる有様。いやはや。
何とか無事に配送手配。

大学は2/7より対面授業再開が決定。私も出勤再開です。週2日なら余裕だわ、フフフ。
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Booster shot [Canadian Life]

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3週間前にBC州保健相より「Booster接種予約可能です」とのテキストメッセージを受信し、日時と場所を選択して予約し、月曜日に打ってきました。
Pfizer-BioNTechまたはModernaの選択が可能。前回Modelnaだったので今回も。
ほんの数人の列に並んだだけでとてもスムーズな対応で10分程で終了。接種後15分後の時間を書いたポストイットがブース前に張られ「この時間まで座っていてくださいね」とボランティアが説明。
家に帰っても腕の痛みもなく仕事もヨガもこなして。水分補給をしっかりして眠りにつきました。

そして翌朝。

お、起きられません 涙。
腕も上げられないほどの痛みと重み、体も気だるく、熱っぽいような感じでエネルギーゼロ。
PCに向かっても集中できないので、時折メール確認のみして緩やかに過ごしました。リモートワークに感謝 夜のZoom合唱練習はソファの上で。エネルギー無しなので指示を聞くだけ。
ソファの上で過ごす時間が多かったので読みかけの本を完読することができたのはよかった。

翌々日は体調もほぼ回復。外に出てみました。
雪もすっかり溶けた近所の公園の緑に元気をもらってきました。
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False Creek [Vancouver Life]

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晴れ渡った週末は別の水辺に出かけてみました。ダウンタウンに住む人々の憩いの場False Creekにはジョギング、犬連れ、子供連れ、と様々な人々が歩いたり走ったり、自転車に乗ったりと思い思いに過ごしています。
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途中お目当てのベーカリーに立ち寄って。「ゴージャスな日よね~。だからベーカリーに行こうと決めたのよ」と店員に言うと「Good choice!」とにこやかに対応されました。
タイミング良くオーブンから出てきたばかりのクロワッサンを購入。熱々のバターの香りに待ちきれず歩きながら頂きます♪ 途中悩まし気な視線を感じながら 笑。
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あまり歩いたことのない道なので発見も色々。おっ、こんなところにメッセージ。
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Should I be worried?

No worries!
Have a wonderful week!
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Protection [Others]

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オミクロンヴァイルスを防ぐにはN95マスク利用をカナダでは推奨していますが、店頭では既に売切れ、オンラインサイトでも完売が殆ど。ようやく手に入れたKN95マスク。約95%の防御率だそう。
1つ1つパッキングされているのに安堵感。
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今までは布製、少々厚め繊維のマスク等を使ってきたけれど、見かけよりも安全第一。

さて、先週のZoom練習には96名が参加した合唱団、翌2週は半数ずつに振り分けて対面練習とzoomの両建てとなりました。KN95マスクならカップ型なので歌いやすいかもしれませんね。

COVID-19の影響で配送が遅れていた業者より「お詫びにおまけのマスクを同封します」と布製マスクが2つ。そして普段使いのマスク(2重にして使うか?)も購入したので準備万端。
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今朝確認したニュースによると、昨日の午後バンクーバー、ダウンタウンでanti-vaccine or anti-mask の集まりがあったとのこと。

守る人とそうでない人、これは自身で決める事。でもantiの人々がヴァイルスをまき散らしているならば言語道断です。
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Feeling bright [Not a bad day]

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曇り空ではあっても雨の無い日は何より嬉しい。散歩道で見つけた硬いつぼみ。
あ、逆光でしたね。では撮り直して。
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雪と雨の日々を乗り越えてゆっくりとエネルギーを蓄えている木々に元気をもらいました。

BC州のCOVID-19発症者数は2000件超が続いていますがスポーツジムは再開。
レストランの各テーブルは6名まで。テーブル間を移動しない事。結婚式等のパーティーは禁止。
スポーツ、コンサート等の屋内イベントはワクチンパスポート提示、マスク着用で50%の制限人数。
緩やかになった部分とそうでない部分があり。

マスク着き合唱練習はどうなるか?
上記の「50%制限」に当てはまると思うけれど、主催者によると「皆さんの意向で」とアンケートがとられました。80%の人々が「余裕のある間隔であれば対面練習に参加する」と。
でも、約2mずつ離れて歌うのはかなり難しそう。

少しずつ安全な方向に向かうように祈るばかり。

Have a great weekend!
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Gratitude [Books]

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2015年に亡くなった神経内科医Oliver Sacksは患者の治療だけではなく、彼等への処方を詳細に記録し出版するだけでなく、医療分野から幅広く知識を掘り下げ、拡大して数々の著書があります。彼の知的でユーモアのある文章は惹かれるものがあります。

コンピューターも携帯電話も使わず、手書きメモのような膨大な原稿を本に仕上げるのは編集者の多大な才能が必要。30年以上彼の編集者兼アシスタント、そして良き友人であったKate Edgaを知ったのはドキュメンタリー「Oliver Sacks: His Own Life」を観てから。余命数か月の宣告を受けた彼はアシスタント、パートナー等に全てを伝え、命の続く限り生きると宣言します。

ゲイであることを自覚した1950年代のイギリスでは同性愛は罪。母親から生まれた来たことをなじられたことは後年も大きく彼の人生に影を落とします。
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家族、友人、同僚等彼の人生に関わった人々を交えて綴った自叙伝”On the Move”。おそらく多くの保存した資料を元に書き綴ったのでしょうが、1つ1つの出来事をこんなにも詳細に綴るとは、と目を見張りました。

そして私の好きなエッセイ集”Gratitude”。書くことは喜びである、と語っているOliver.
死の直前まで創作活動に挑み姿に心を打たれました。
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感謝の気持ちに溢れています。私は愛し続け、愛され続けてきたのです。多くのものを与えられ、そして返してきました。とりわけこの美しい惑星にて命を与えられ、思考できる動物であることは大きな特権であり冒険でした。
Oliver Sacks
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Yin yoga with Travis Eliot [Body & Mind]



リモートワークで始まった2022年、天気の良い日や雨の切れ間を狙って出来るだけ歩くようにしているけれど、どうしても運動不足な毎日に欠かせないのはヨガ。その日の体調や気分によって長さや内容もYoutubeより選んで。
本日のBC州保健省の発表によると1/20よりスポーツジム再開とのこと。COVID-19以前はヨガマットを提供していたスタジオもマットは各自持参に変更。となるとマットを抱えてスカイトレインに乗って通うかどうか? 無料ヴァーチャルヨガに慣れてしまった今ではスタジオ復帰は考えられません。

さて、今日は30分のYin yogaを。左右へのひねりでじっくりと伸ばして。レッスンを終えると元気がみなぎってきました。
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Spice kitchen [Food & wine]

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近所のインド食材店は新鮮な野菜と多種多様なスパイスが常備。バンクーバー近郊はインド出身の人々が多いので、スパイスは袋買い 笑。
新鮮なkarela (苦瓜)とcurry patta(香り豊かな葉)が手に入ったので作ってみました。
―Potato bhaji (マッシュポテトにonion,curry patta, green chili, スパイスを加えて)
ーKarela bhaji(苦瓜, onion , green chili, スパイスを加えて)
―Chicken curry
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北米の大きな家では通常のキッチンとは別のスパイス専用場所をSpice kitchenと呼びます。
以前住んでいたアパートでは日々スパイシー料理だったので当然小さなキッチンはSpice kitchenでした。自分では気づかぬうちにジャケットもスパイス臭になっていてびっくりしたことも。

久しぶりのインド料理を満喫した翌朝、インドの母から電話があったのにはびっくり。
スパイスが呼び寄せたのかしらん?
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Afternoon walk [Vancouver Life]

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雨が止み、気温が少し上がった週末はWaterfrontを歩いてみました。
ダウンタウンに続く水辺は地元の人々だけでなく観光客にとっても憩いの場。街と自然が隣接しているバンクーバーの醍醐味です。

Victoriaまで空路約30分のフロートプレイン。次に乗るのはいつかな?
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雪が溶けた後は雨も降ったので、街もシャワーを浴びたような新鮮さ。
夏は観光客で賑わうスポットSteam Clock.今日はほんの数人が¥立ち止まって写真を撮っていました。
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数か月ぶりに歩く通りは閉店してしまった店や新たなカフェの登場、と様変わり。人が生きていくように街も生きているのです。

COVID-19下でカナダへのクルーズ船寄港は2021年11月まで中止。2022年シーズン再開は状況次第。約4億ドルをもたらす観光産業が蘇るように。と同時にバンクーバー含む寄港地は廃棄物削減で一掃されたメリットも。

世の中は持ちつ持たれつなのですね。

Have a great weekend!
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Back to Zoom [Others]



オミクロンウィルスによる感染者数が日々2000件を超しているBC州、私の勤める大学ではリモート授業を2/7まで延長決定。職員もリモートワーク継続となりました。
合唱練習は1月いっぱいZoomにて、そして教会クワイア練習も今週は中止。来週から再開されるのかは未定です。

調べてみるとBC州の人口は約520万人、東京の半数以下。でこの発生数。2回ワクチン接種済の人も多く感染しています。ブースターワクチンは効果ありとされているけれど、できる限り自己防衛するしかないでしょうね。

カナダ厚生省はN95マスクを推奨。ところがネットではどこも売切れ。ようやく見つけたサイトで購入しましたが生産及び配送遅延しているとのメールが届きました。

見えない敵との闘いがまだまだ続きます。

Zoom choirの爽やかなイメージを見つけたので楽しんでくださいね♪
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Treat myself [Food & wine]

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オリーブオイル入りのケーキはサックリとした軽い歯ごたえ。砂糖を控えたレモンケーキを焼きました。
端っこを早速味見。うん、美味しい(自画自賛)

そして別の日にはgalette des roisではなくpear galetteを。市販のパイ生地の上に薄切りペアーを乗せ、砂糖にシナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグを混ぜたものを振りかけて焼くだけ。
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レシピの半量の砂糖にしたけれど、やっぱり余ってしまいました。スパイスが好きな方、おススメです。簡単で美味しくって、またまた自画自賛。
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Never too late [Movies]

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引退は自分で決める業界、例えば指揮者、や音楽家等は90歳を超えてもバリバリ現役の人々がいます。

30年間アメリカのTV番組のバンドリーダーを務めたジャズ・トランぺッターDoc Severinsenのドキュメンタリー、Never Too Late.
金管楽器奏者、特にトランぺッターは高音を出すことが多く、弦楽器とは違って肉体的負担が多い、と素人ながらに思っていたけれど、92歳で完璧なハイトーンを決めるDocに前言撤回。すっかり見入ってしまいました。

音を支えるために必要なのは腹筋。週3回ジムでトレーニングを続け、プロテインやオートミールを朝食に、とすべては音のために体調を整えて。
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プレーヤーとして活躍するだけでなく、次世代の人々への指導も行っています。

引退後はどうしようかな、なんてぼんやりと思っていた50代の私に「Never too late」と92歳からのメッセージ。大きなエネルギーを頂きました。
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Sun is baaaack! [Vancouver Life]

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雪と雨が続いた1週間後は眩しい青空の日曜日。エレベーターで乗り合わせた人々も「ゴージャスだよね~」と嬉しそう。青空が顔を出すとサングラスなしで歩くのは辛い程の日差しになります。1日中暗かった昨日とは大違い。

未だ雪の残る川べりの公園。
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凍った路面に足を滑らせながら歩いていると犬と共に元気に駆け抜けていく女性とすれ違いました。

やるなぁ…
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Doctors and Friends [Books]

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医学部同期グループ女子7人は卒業後夫々の専門医としてアメリカ各地で活躍中。10数年経ても定期的に連絡を取り合い、うち5人がスペイン旅行に出かけた際、アフリカで勃発したウィルスに感染してしまう。

Doctors and FriendsはCOVID-19感染が始まる前2018年に書かれ、2021年に出版。
別ウィルスではあってもその状況がCOVID-19と類似していること、そして5人の医師達だけでなく彼等の家族やボーイフレンド達が感染していく様は余りにもリアル。New Yorkの緊急病棟医師の1人は日々担ぎ込まれる患者達への対応に追われ、20時間以上勤務。疲労困憊の中自身の3人の子供達も育てなければならない、と精神的にも追い詰められていく様子は2020年の世界の状況そのもの。
ティーンエージャーの子供達はSNSに余念がなく、グループの連絡もテキストメッセージやZOOM、とまさに現実と重なる読みやすさにハマり、一気に読んでしまいました。まさにpage turner book。

著者Kimmery Martinは元緊急病棟医師。現在は医療現場を舞台とした小説家となり本作は3作目。各専門分野のにおける調査も深く行っています。

あとがきでは多くの医師や化学者達への感謝を述べると共にTo COVID: Fuck you. と、いかにもアメリカンなノリです。

因みにカナダでは緊急病棟医師になるには4年制大学卒業後、医学部にて4年間、そして5年間の研修医期間が必須です。最終試験合格、医師免許獲得後、運が良ければ直ぐに職に就くかあるいは更にフェローシップ期間を経るので、最低でも13年間、若しくはそれ以上の時間がかかります。

その期間と労力を捨てて作家になるとは、かなりの勇気と決断があったのでは。
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Movies [Movies]

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11-12月は映画をかなり観ました。備忘録も兼ねてご紹介です。

Dune (2021)
Timothee Chalametお目当てで観に行ったのですが、内容を把握するのに時間がかかり寛ぐどころかリクライニングシートの中で緊張していた私。SFは苦手ではなかったのに…

House of Gucci (2021)
こちらも予告編から楽しみにした作品。原作も読みましたが映画のほうが簡潔で分かりやすいです。
ファミリービジネスの良さと悪さを辿ったGucci家。本作品に対して彼等は「Aldoは長身でハンサムだったのによりによって背の低いAl Pacinoが演じるだなんて」と批判的。事実に基づくとはいえ、映画はあくまでも別の話として捉えるべきでしょう。
主役Patriziaを演じたLady Gagaに注目度が集まっているけれど、エリート家に生まれたお坊ちゃまMaurizio役のAdam Driverは雰囲気を良く出しています。

Minari (2020)
Golden Globe外国語最優秀作品賞をはじめとする数々の映画賞を受賞した作品Minari.
1980年代に韓国からアメリカに移民した一家の物語。期待して見始めた割には今一つ感情移入できず。それは全編通じて殆ど笑顔のないMonicaのせいかもしれません。

中断は事実に基づく作品。

The Front Runner (2018)
アメリカ・コロラド州Gary Hart上院議員は1988年民主党大統領選の最有力候補に躍り出る。ところがわずか3週間後にマイアミ・ヘラルド紙の記者がつかんだ疑惑が報じられ、事態は急変していく。
Hugh Jackman、素晴らしいです。

The Courier (2020)
1960年代、1人のイギリスのビジネスマンがソビエト冷戦に対する諜報員としてリクルートされる。特別な訓練を受けていない普通の人間が国家機密機関に巻き込まれ、ソビエトにて投獄生活を送ることに。手に汗握るドキュメンタリーのようです。

12 Mighty Orphans (2021)
1930年代にアメリカ・テキサス州の孤児院に赴任した一教師はアメリカンフットボール部を設立。精神的に打ちのめされている少年達はスポーツを通じて新たな人生に開眼していく。
最後にその後の少年達の年譜が映し出されます。フットボールを続けた人、第二次世界大戦に参加した人等々。ほんの数年間の経験が彼等の人生のスタートになったことを信じます。

外せないのはコメディ 笑って過ごさないと、ね。

The Witches (2020)
Anne Hathawayってかなりコメディエンヌ

La Belle Epoque (2019)
現代と過去が絶妙のタイミングで交差していく物語La Belle Epoque. 古き良き時代から愛は復活できるのか? 

Love Actually (2003)
クリスマス時期に再度観てみたくなったLove Actually. クリスマス前5週間から数名のエピソードが次々と語られていくのですが、今回いいなと思ったのはベテランロックシンガーBilly Mack. 子供達へのクリスマスの夢をガッツリと壊していくイメージに大笑い。
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Back to remote work [Canadian Life]

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1月4日より仕事開始。ところがOmicronによるCOVID-19発症数が日々2500件以上を記録しているBC州のため、1/24まで医学生、研修医等を除く授業はリモート主体に変更、職員も可能な限りリモートワークを行うようにとの規定が出されました。

休暇明け、そして安定しない天候の日々なので有難い限り。
問題はモチベーションの上げ方。オフィスでも個々人に任せられている仕事なので自身で高めていくしかないけれど、ホームオフィスではダラけてしまわないように工夫が必要ですね。

ランチブレイクには夕方からの雪予報の前に食料買い出しへ。このような自由が利くのはリモートワークの特権。Pros & Consを見極めていきましょう。
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Seasonal greetings [Others]

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手書きカードからメール、Eカード、LINE等にメッセージの伝達手段は変革していますが、今年もカードが届きました。
COVID-19の影響で12月中旬に送った日本の家族や友人へのカードが届いたのは12月末だったとのこと。受け取った旨を連絡してくれた人々に感謝、そして配達してくれた人々に感謝です。

さて、2021年のベストカードは? 40年来の友人からの手作りカード。
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本人いわく「フレンチ・ノット・ステッチに大苦戦 目がぜんぜん可愛くない」とのことだけれど、時間をかけてチクチクと製作してくれたことが何よりも嬉しい。またまた感謝です。

「ありがたく家宝にします。次回も楽しみにしているよ~♪」とメッセージを送りました。
B.Dayカードが楽しみ。フフフ。
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Mission imcompleted [Others]

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A Sunday on La Grande Jatte by George Seurat.
12/25より取り組んだ1000ピースパズル、ようやく完成です~。

と言いたいのですが、よく見ると表面がデコボコしていますね。ということは実は未完成。
最後の20ピース程のグリーンが上の木々なのか下の部分の芝生かで少々混乱。更に木の幹と思っていたピースが男性の腕だったりして。ダイニングテーブルに広げてしまったので早く片付けたく無理矢理はめ込んだ次第。

早くも2022年の行く末が危ぶまれる? トホホ。
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Empire of Pain [Books]

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ハーバード、オックスフォード大学、メトロポリタン美術館、ルーブル美術館等著名な施設に多額の寄付を行っていたSackler家。その資産は500,000人以上のドラック依存症者を生み出した麻薬性鎮痛薬OxyContin製造元Purdue Pharmaのオーナーとして得た利益から。

「OxyContinはモルヒネよりも依存症が少なく、多くの痛みに使える」という根拠のない医療情報の下、積極的に宣伝や販売が行われ、果ては過剰摂取、乱用による依存症から死に至る根源に。

「Empire of Pain」はユダヤ移民のSackler家3兄弟が築き上げた歴史とその一族が関ったPurdue社経緯を綴っています。

2019年にPurdue社は破産手続きを行ったが現在も裁判は継続中。美術館や大学はSackler家との関係を解消し、建物やコレクションから彼等の名を取り去っています。

事実は小説よりも奇なり。目の前の現実を突きつけられた壮大なノンフィクション。
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Do my best [Thoughts]

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雨または雪注意報の午後、青空がチラリと顔を出しました。ぼんやりと空を眺めながら人生のよう、と思ったり。日々晴天でなくてもよし、曇りがあっても光は差してくるから。

日本の友人から「お互い無理ない範囲で頑張りましょう」とLINEのスタンプが送信されてきました。これはDo my bestじゃない? 微妙な言い回しの日本語と、それがスタンプになっていることにしばし唸ってしまいました。

2022年も自分が納得行くDo my bestで行こうと思います。そして
Be better person.
Be positive 
毎年同じ目標になっている感じもします。具体的な対策はゆっくりと考えましょう。

バターたっぷりのペーストリーが食べたくなりダウンタウンへ。Chausson aux Pommesを買ってきました。家に帰ってExpressoと共に。
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サクサクの歯ごたえとバターの風味。幸せは身近にあるものね♪
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Bonne année [Thoughts]

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Bonne anéee!
皆さまにとって健康、愛、喜びに満ちた日々となりますように。

2022年の幕開けは近所の花火音と同じビルに住む隣人達のWoww~と控えめでも嬉しそうな歓声。
1月1日のミサに続き、2日の日曜ミサで歌ってきました。ほんの数分ではあっても体調を整えて歌いたいので良い調整になります。COVID-19以前なNew Year's Eve partyで年を越し、数時間眠った後に友人宅でのランチという強行スケジュールだったのが遥か昔のよう。

さて、今日のミサではクリスマス12日後のEpiphanyの話。東方の3賢人が幼子イエスに、黄金、乳香、没薬を贈ります。黄金は現世の王、乳香は神、没薬は人間としての死を表すとされています。
国によって様々な祝い方があります。Galette des Roisも有名ですね。今年はバンクーバーで探してみましょう。
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