Philp Glass [Music]
私の勤めている大学では時折音楽部学生や教諭によるランチタイムコンサートが開催され、学生、職員は無料で楽しむことができます。
サクラ満開のキャンパス内のホールに出かけました。
今日は合唱団指揮者Leslie Dalaのピアノソロコンサート。Philip Glass作曲 Etudeより。
彼は指揮活動が中断されたCOVID-19パンデミック中にピアノ演奏に立ち返り、Etude全曲を録音したのです。
練習曲というだけあり、繰り返しのフレーズが多く、心のざわめきを表現しているような左手と時にきらりと注がれる雨の雫のような右手のメロディとの交差の美しさは宇宙の空間に漂っている気分に。
一番印象深かったNo.2をお聴きください。
2nd Anniversary [Thoughts]
このブログの目的は日々の気づきや興味のある出来事を綴っていくこと。
余りにも辛く悲しい出来事には触れないでいました。文章にすると更に悲しみが深まりそうで敢えて避けていたというのも事実。
愛するダーリンが亡くなってからちょうど2年。
世間ではCOVID-19制限が始まり、リモートワーク開始前日にホスピスに転院、そして2週間後の朝に静かに旅立ちました。
20年位病院には行ったことがないさ、と豪語していたダーリンは病院嫌いだったのです。
日本人のように定期的に健康診断を受ける慣習もなく平穏に過ごしていたところに突然の体調不具合が始まり、重い腰を上げて近くのクリニックへ。そして検査、再検査、入院と急転直下の状況は本人が一番驚いたに違いありません。
I’ll take care of youと宣言しベストを尽くそうと誓った私も初体験。仕事もあり、身動きが取れない時も。有難いことにダーリンの元同僚や友人達が病院への付き添い等を助けてくれ、ボスや同僚も状況を理解してくれたことは何より有難かったです。
休暇を取った今日は朝から友人や家族から予想通りメッセージが届き、アイコンを見ながら即答はせずにしばらく放置して外に出ました。
程よく晴れた空の下、違う街中のサクラを楽しみながらEnglish Bayへ。平日午前中は人通りも少なく、静かな水辺を歩いていると心が洗われていくよう。ダーリンと出会わなければこの場所にはいないのだな、と不思議な縁に感謝。
Rest in peace, my love.
Thinking of you [Thoughts]
病と闘っているパートナーの看病、重責な仕事、更にコミュニティバンドの責任者として日々200%で暮らしている日本の友達に私ができることは?
日本に帰国する際は彼女お気に入りのカナダ産アロマオイルをお土産にするけれど、このような緊急時には迅速確実な日本のサービスが一番。以前購入して精度の高さに感動した会社のアロマオイルを国内配送で送りました。選んだのは「Breath」。ストレスや困難な状況下には深くゆっくりと呼吸をすることで気持ちが落ち着くから。
4カウントで息を吸い、4カウント息を止め、6カウント息を吐く。2,3回続けた後には呼吸の長さを8カウント、10カウントと伸ばしていく。するとざわめきだった気持ちがすぅっと落ち着いていきます。
Thinking of you.
Oscars 2022 [Entertainment]
2022 Oscars,ステージ上でドラマがあったようですね。
ノミネート作品は劇場ではなくインターネット配信のみ、更にサービス会社も限定されると視聴者の選択に委ねられる時代に移行していることをつくづく実感です。
素肌にLouis Vuittonの女性用ジャケットをサラリと羽織ったTimothée Chalametの美しさに癒されて。
Patrol spring [Vancouver Life]
曇り空が続くバンクーバーですが、サクラは元気に咲いています。
名所というより、道路に沿って普通に咲き、カナディアン達は別に気にせずに暮らしているのもバンクーバーらしい。
空の明るさが足りなくて感度が今一つですが、春の訪れを味わって♪
朝の散歩でエネルギーをチャージして。
Blessings.
A little shine bright [Vancouver Life]
夏時間になってからも気温は10℃以下、雨続きのバンクーバーですがサクラはしっかりと咲き始めています。
Vancouver Cherry Blossom Festivalではピクニック、英語俳句、ライブコンサート等が予定されています。何より便利なのが開花マップ。こんなに沢山あるのとは知らなかった 今日は近所をさくらパトロールしてみたけれど、未だ3分咲きといったところでしょうか。街がピンクの色に包まれる日々もすぐそこまで来ています。
マグノリアの蕾もほころび始めています。少しずつ春の足音を感じながら。
Have a great weekend!
Biohack Your Brain [Books]
Dr. Kristen Willeumier著 Biohack Your Brain 認知能力、健康を高めるには?
脳と体とは密接につながっていて、摂取する食物、飲物、習慣等に大きく影響されます。
神経科学者であるDr. Willeumierはアメリカンフットボール選手達の脳を検査し、活性化させるべく食習慣、エキソサイズ等を記録づけていき、数か月で数値を劇的に好転させます。
彼等は彼女に”コーチK”とニックネームをつけて柔軟に対応。選手達は常に「コーチに従う」のが当たり前の人生なので、従順に指示通りの生活を続けたのが大きな要因であるとDr. Wは語っています。
脳によい食習慣には以下を勧めています。
-穀物(オーツ、キノア、ブラウンライス、そば粉等)
ー緑黄色野菜をたっぷりと
ーベリー類を中心としたフルーツ
ーナッツ、シード、豆類
ーカフェインは緑茶程度に抑える
ー肉類、加工食品は避け、オーガニック食品を摂ること
-Omega-3 Fatty Acids, Multivitamin等のサプリメントを利用する
ストレスを避け、ポジティブに気持ちを保つ方法として
ジョギング、動物達との時間を過ごす、友人とのおしゃべり、散歩をする、気持ちが弾む本を読む、アロマオイルで気持ちを落ち着ける、リラックス音楽に耳を傾ける
等々。
この数か月物価がグンと上昇しているバンクーバーでは全てオーガニック食品にするには家計に大きな影響が出そう。そしてサプリメントもケミカル混合の多い安価なものではなく、高品質のものを選ぶことを勧めています。
言い換えれば「オーガニック食品、高品質サプリメントを購入し続ける財力の無い人には難しい課題」でもあるわけです。アメリカンな思考だな、と思ったのは私だけでしょうか。
ヨーロッパやアジアの学者達はどのように捉えているか興味がありますね。
Dixit Dominus [Music]
声楽を専門に学んだ人々のプロ集団Vancouver Chamber Choirのコンサートに初めて行ってきました。
チェンバロ、バイオリン、チェロと小編成アンサンブルもあり聴きどころ満載のプログラムは
Handel: Trio Sonata, Op 2
J.S. Bach: Cantata No. 4 "Christ lag in Todesbanden"
Handel: Dixit Dominus
約20人の先鋭グループはソロ、デュエットも素晴らしく、全員合唱の精度の高さと歯切れの良い音の運びに舌を巻いてしまいました。300年以上前のバロック音楽が新鮮に蘇った感覚。
10歳より管楽器を吹いていた私にとって、合唱は全く縁のない世界だったけれど、ほんの数年前に足を突っ込んでからはそのめくるめく魅力に惹かれています。人間の体は楽器になるのです。
コンサートの余韻をかみしめながら家に戻り、4月のコンサートに向けて自己練習に火が付きました。
プロの刺激を有難く頂戴、です♪
Rum Raisin Cake [Food & wine]
クリスマスの時期にRum Raisin Cakeを焼こう とレーズンをラム酒に漬けた後、同時期にチョコレート等々のスイーツを頂いてしまったのでそのまま放置すること約3か月。ようやくその時が来ました(大袈裟な)。
早速レシピを検索してみると、これまた数々の内容。New York Times Cookingを参考に作ってみました。
実は1か月程前にも挑戦したけれど、分量を間違えたようで、歯ごたえしっかりビスコッティのような散々たる結果に。ショックで写真も撮りませんでした。
さてさて今日はどうかな? 混ぜている途中で硬さを感じたのでAlmond Milkを少々加えて調整。
あるレシピでは焼き上がりにラム酒と砂糖を混ぜたシロップを塗り、冷蔵庫で保存して…というのもあるけれど、甘味は最小限にしたいので省略。待ちきれずに焼き上がりをスライスして。
表面は少々クッキーのような硬さになったけれど、まずまずの出来(自画自賛)。Earl Grey teaと共にいただきます♪
新たなレシピに挑戦するのは脳の活性化にも繋がるそう。日々小さなチャレンジと達成感を楽しんで。
Honor [Books]
Honor Killing-家族の名誉のための殺人。
他宗教または他カーストの人物と結婚もしくは真剣に交際している娘そしてその相手を殺害するという事件は昔話ではなく、実際にカナダでも発生している。宗教、文化の違いはニュースで伝えられている内容よりも深く深刻であり、その地域に暮らす人々にとっては出口の無い世界。
インド生まれのSmitaは14歳の時に家族と共にアメリカに渡り、ジャーナリストとして活躍中。インドで事故に遭った同僚に呼ばれ移民後始めてインドに戻る。実際は看病よりも彼女の取材を引き継ぐことになり、若き未亡人Meenaに会いに行く。
ヒンドゥー教徒Meenaはムスリム教徒Abdulと結婚。宗教を超えた結婚は許されない村に住むMeenaは村の長老からの指示に従った実の兄に家を焼かれAbdulは焼死、彼女は瀕死の状況で命を免れる。Meenaは実の兄を法廷で訴える事を決意する。
自身の過去、そして20年後も変わらぬインドの風習に複雑な思いで取材を続けるSmita。
文化、宗教、呪縛、犠牲は超えられないものなのか。
アメリカに移民したインド家族の物語はいくつか読みましたが、多くはヒンドゥー教徒。
宗教を超える結婚に関するタブーに触れるものは少なかったかと。
男尊女卑の世界Meenaの住む村は女性達は男性に尽くすもの。ただそれだけの存在。高学歴や職業は必要とされず、適齢になったら村の長老も関与して見合い結婚する人生。
そこに宗教の違いが重なると恐ろしい効果を醸し出す。ムンバイ等の大都市では多宗教の人々が共存して暮らしているが、郊外は別世界。他宗教は排除すべきであり、境界を超えることは決してあり得ない。そのタブーを犯してしまったMeena。愛があるから、と簡単に考えていたのは悲しいながら知識不足だったに違いない。
Smitaの家族も宗教の違いでインドを追われた過去があり、ジャーナリストとして客観的立場を保つことが難しくなってくる。インドとは母国なのか、憎むべき場所になったのか、と日々問いかけてくる在ムンバイのMohanが彼女の心を癒していく。
小説は殆ど読まないけれど、久しぶりにハマってしまったこの作品、気が付くと読み終えたのは午前1時でした。
Goodbye from a screen [Work]
親しい同僚Patから先週水曜日に受信したメールのタイトルは「Goodbye」。
何かのジョークかな、と読み始めてみると前日にボスからZoomミーテイングで呼び出され、解雇を言い渡されたとのこと。
彼女は部長秘書で組合員だったので解雇は余程の事がない限りあり得ない。ところが管理者達は新マネジメントポジション「秘書兼リサーチアシスタント」を設定。Patはその職位には採用されなかったというのが表向きの理由。
裏事情はリタイア年齢のPatを影響力のある総務部長の手腕によって解雇に持ち込まれたというのが彼女の意見。確か2-3年前に「シニア料金で楽しめる事が増えたわ~」と喜んでいたので彼女は67-68歳。あと2年で完全リタイアすると言っていたのにその前に切られてしまったのです。
おそらく数名の同僚達にメールを送信したのでしょう、事情を知った同僚達から次々と「Patが切られた」と連絡が入ってきました。同じ組合員である同僚とは「65歳になったらスパッとリタイアすべきなのかな」と互いの将来を語り合い、またマネジャークラスの同僚は「あと1,2年働かせてハッピーリタイアにさせてあげるべきじゃない」とオフィスで会った彼女の目には涙がうっすらと浮かんでいました。
ほとぼりが冷めた頃にPatに直接会って話を聞こうと思います。
Zoom interview day [Work]
2021年に引き続きヴァーチャルとなったカナダ研修医制度マッチングシステムインタビュー。
今年は全カナダにおける神経外科プログラム18スポットに対し候補者17名。ということはどこかの大学がゼロ獲得となるわけ。約3週間に及び候補者達は各大学のインタビューに臨んでいきます。
さぁ、気合を入れてリクルートしないと!
COVID-19以前は各大学の医学生は希望の別大学プログラムに2週間選択体験ができ、学生側も医師達も互いを知る事ができたのですが、2019年4月以降選択制度は中止となり、同じ大学内のみでの体験に止められてしまいました。更にインタビューもヴァーチャルとなるとごく限られた状況下での選択をせざるを得ないのです。
2020年後半より各大学はビデオやYouTube、インスタグラム等でプログラムを紹介。超真面目なものからドラマチックなものまで趣向を凝らしてアピール。時間とお金をかけてもその効果は?と乗り気でない我がボスはビデオ制作しないことに。
代わりにQ&A セッションを設定して学生達からの質問に答える場を設けました。
そして今日はインタビュー日。学生達は30分x4グループ、計120分のインタビューを実施。
Zoomコーディネートは昨年の成果?で今年はちょっと余裕。のつもりがログイン直前に連絡ミスを見つけ冷や汗をかきながらも無事開始。余裕をもって早めに出社してよかった~。
始まってしまえば後はスムーズに流れていきました。画面越しに見えるスーツを着て自分の部屋からPCに向かっている学生達は緊張感もMAX。そうよね、将来が120分にかかっているのだから。
皆にとって良い報告が得られますように。
Scents [Movies]
香りにまつわる映画が面白かったのでいくつかご紹介です。
Perfumes (2019)
調香師Anneは著明な香水の作り手。仕事に専念するあまりに人々を寄せ付けない雰囲気を作り更に仕事に没頭していく。運転手Guillaumeを雇ったところから彼女の世界が少しずつ動き始める。
仕事と性格というのは長年の内に影響し合っていくものと思います。超アバウトな人が会計士には向かないでしょうし、余りにも繊細で気弱な人が消防士や警官になることもないでしょう。
Anneの場合は? 微妙な香りを嗅ぎ分ける調香師だから神経質なことは予想できるけれど、ちょっと論外の人間。Guillaumeが放った一言「Merciもs'il vous plaitも言わないだなんて酷すぎる!」全く同感!
Nose (2021)
Dior社 最高調香師François Demachyを約2年間追ったドキュメンタリー「Nose」。世界中の香りの原産地を訪れ、フランスでは同社専門のオーガニック農園と契約し、1つの香水を生み出すまでの長い道のりが繰り広げられる。
フランスにおける香りに携わる人々の誇らし気な様子がとても印象的。特に女性達の素朴ながらもその美しさに見惚れました。
香りの映画と言えばPerfume: The Story of a Murderer (2006)。これは外せません。
香りは付けた人の体臭によって変化していくものですが、そのリアルさは恐怖の世界にも繋がっていくのです。原作を読むとさらにじっくりと楽しめます。日本語版も出版されているので、是非♪
"A woman who doesn’t wear perfume has no future.” – Coco Chanel
Personal choice [Vancouver Life]
3月11日よりBC州のCOVID-19制限が緩和されました。公共の場でのマスク着用は必須ではなく個人の選択に。病院等では引き続きマスク着用を勧めるけれど、各々のビジネスの判断に委ねられます。
3月18日には長期ケア施設への訪問制限解除、そして4月8日以降はワクチンパスポート提示不要に。
これは嬉しい。
街中はどうなっているかな、とスカイトレインに乗ってみると70%以上の人々はマスク着用。屋外を歩いている人は50%位でしょうか。
合唱練習はN95マスクではなく好きなマスクを着用するように、との連絡。
私の勤めている大学では冬期セッション終了の4月30日までは屋内ではマスク着用必須との連絡。
少しずつではあるけれど、New normal lifeに移行しつつあります。
平和あってこその健康、そして健康あってこその幸せに日々感謝して。
Small talk [Canadian Life]
オフィスへの出勤は週2日が承諾された後、同僚達と会える日はごく僅かに限られています。
隣の席のJennyとは全く日が重ならないので「会えないね~」とメールでやりとり。今朝のオフィスからの絶景に数分コーヒーと共にうっとりタイム。
今日は数か月ぶりに同僚Karenと再会。彼女は別合唱グループに所属していたので音楽談義に花が咲きました。何と彼女、2021年ショパンコンクール優勝者Bluce Liuのコンサートに行ったとか。彼がバンクーバーに来ていたとは知らなかった
「3階席からでも演奏中の彼のおでこから汗がしたたり落ちるのが見えたのよ」と興奮気味のKaren.
彼女はCOVID-19期間中に音楽理論を真剣に学び直すことを決め、実行中。そして私は合唱団コンサート予定をPR.
「ところで…」と仕事の本題に入ったKaren.
そう、おしゃべり好きなカナディアンは時間の許す限りダラダラと話すのが好きなのです。そしてそこから生活のヒントや仕事関連を含む情報交換ができることも多いのです。
Small talkどころかbig talkね。
Marmalade [Food & wine]
オレンジを切りながら捨てる皮の多さにヒントを得てマーマレード作りに挑戦してみました。
レシピを探すと限りなく見つかり、長時間(1日冷蔵庫または冷凍して休ませる等)そして砂糖の分量の多さにショックを受け諦めていたところ、日本のサイトより手軽にできそうなものを発見。
表面のワックスを取り除くために塩で丁寧に洗うところから始まるのが何とも日本的。レシピで都度分量を計り「1.2倍の水を加える」等きちんと計算しているのも日本的♪ 私はアバウトなので適当に。
この1瓶にオレンジ3個分の皮がギュッと詰まっています。
が、煮詰める際に砂糖の分量を少なくしたのが原因なのか、皮がくたっと柔らかくなる前に水分が蒸発し始めたので慌てて火を止めて。仕上がりはとろ~りマーマレードというよりSugary orange peelという雰囲気ね。
歯ごたえの良いオレンジの皮の優しい甘さ、どこかで食べたことがある、と思い出したのは子供の頃に母親が作ってくれたキンカンのはちみつ煮。ほろ苦く甘い味でした。
ところで、砂糖水の水分蒸発事件は以前にキャラメリゼをしようとした時も同じ現象が起こったのです。火を入れて砂糖水の色が茶色くなる前にどんどん蒸発して白い粉が鍋の周りに広がってしまい、上手くキャラメリゼにならなかったのです。
Non-stick potが原因なのでしょうか? うーむ…
料理は科学ですね。
Happy Womens Day [Others]
世界中の女性達にとって性別、年齢、人種等全てのハードルを超えて平等の権利を主張できるように。
そして将来の子供達、そのまた子供達の未来に繋げられるように。
For International Womens Day
What's a beautiful moment! [Entertainment]
カラリと晴れた週末のバンクーバーは近所を歩くだけでも何となく嬉しい気分に♪
そして偶然見つけたDolce & Gabbanaの2019年ショーの美しさにどっぷりと浸りました。
丁度ウクライナ侵攻に重なってしまったParis Fashion WeekではBGMを省略したデザイナーや、この時期にこのようなショーをすべきか、と表明する人も。
夫々の産業は生活への必要順位は異なってもその中で生きる人々にとっては必須。
武器を抱えてウクライナに飛ぶよりも、自分にできることを日々感謝を込めてこなすことが大切なのでは、と思います。
Have a great week!
Are you a best friend? [Not a bad day]
私の住むコンドミニアムには室内でチワワ、ダックスフント、コーギー、フレンチブル等の小型犬を飼っている人が多いのですが、今日エレベーターで出会ったのは毛並みも美しいゴールデンリトリバー ジャンプしたい彼を抑えながら「2歳なんだよね~」とオーナーの男性。2部屋が最大の建物内で暮らすとはリトリバー君も大変ね。
買物途中で出会ったのはスーパーマーケット入口近くにつながれてご主人待ちのワンコ。
「どこにいるのぉぉぉぉ~」と激鳴き(吠え)状態。
自分で飼う事はないだろうけれど、沢山の犬に会えるのは楽しいもの。生き物の世話は人間同様で大変だから飼い主の皆さんに敬服です。
犬が登場する映画をいくつか観ましたが、THE ART OF RACING IN THE RAIN (2019)は家族との関係がとても良かったです。
Every dog must have his day.
Peaceful place [Canadian Life]
10℃近くまで気温も上がり青空の週末は外で過ごすのがカナディアン。Deer Lakeは家族連れ、犬連れの人々が集っていました。歩きやすいトレイルはベビーカーを押しながらのお母さん、おしゃべりしながら仲良く歩くシニアマダム等、皆それぞれのペースで。
普通に釣りをしている人も絵になりますね。
道順はいくつか選べるけれど、前回は違う道を歩いて全く予想外の通りに出てしまいバス通りを探すのに迷ったので、今日は最短の安全ルートで。COVID-19制限中は一方通行でしたが、今は両方向から歩くことができるのでルート変更や引き返すのも簡単になっています。
What’s a peaceful place! とつぶやきながら歩く女性に大きくうなづきました。
気軽に自然を楽しめる場所がバンクーバー近郊には多くあります。何と有難いことでしょう
Who support you? [Others]
教会クワイア練習に行く途中で目に入ってきたのは市庁舎のブルーライトアップ。電柱が邪魔してますがその光の尊さを残したくて。
カナダ政府はウクライナ難民に対して緊急ビザを発券し対応すると発表。人数、場所等の詳細は未定ですがBC州首相も受入れは大歓迎だと発表。住居、就業サポート等の申請も可能。
世界的に有名なロシア出身ソプラノ歌手Anna Netrebkoはプーチン大統領支持を表明したため、Metropolitan Operaは彼女との契約を打ち切りました。
現在50歳の彼女はノリに乗ったプリマドンナ。彼女の出演作は大きな収入源だったMETにとっては苦しい決断だったことでしょう。4-5月のTurandotを降板。代役はウクライナ出身歌手Liudmyla Monastyrskaに決定。
Annaは数日前に「このような状況下で公演をするのは適切ではないと判断しました。平和を祈ります」とリサイタルを中止したばかりでした。
ロシアのオペラ歌手、バレエダンサー等の芸術家達は国から手厚い保護を受けているはず。その関係を打ち切ることは彼等にとっては困難であると予想されます。
一国の最高責任者が始めた攻撃は世界中の様々な分野まで影響を及ぼしています。
Ash Wednesday [Faith]
Ash Wednesday。この日より日曜を除く40日間のLENT(四旬節)が始まります。
40日という数字はイエスが40日間荒野で過ごし断食したことに因んでいます。
現在18歳から59歳までの健康なカトリック信徒はAsh WednesdayとGood Fridayのみ1日1度の大斎と2度の小斎(合わせても大斎にならない量)を摂ることとされています。
フランシス教皇は「断食をすることによりイエスの犠牲と我々に与えくださったことを学ぶのです」とメッセージ。さらに「断食と祈りをUkuraineの人々に捧げる日です」と加えています。
To dust you shall return. - Genesis 3:19
We support Ukraine [Others]
通りかかった本屋のウィンドーはBlue & Yellowのディスプレイ。
Metropolitan Operaでは公演が始まる前にUkraine国歌を斉唱。
今私たちにできることは武器を持たずに闘う事。
I support.