Indeed He is Risen [Faith]
十字架にかけられたキリストが蘇った日曜日、Easter Sunday.
フランシス教皇のメッセージは
「重い石で封じ込められたキリスト。この重みは戦争、人権侵害、人身売買等の重みなのです。一体だれがこの重い石を転がしてくれるのでしょう? 女性達が墓を訪れると既に空になっていました。ここから全て新しく始まるのです。
私の想いはイスラエルとパレスチナ、ウクライナをはじめ、世界各地の紛争の犠牲者に向けて。復活されたキリストが、これらの地域で苦しむ人々のために平和の道を開かれるように。国際法の原則の尊重を呼びかけると共に、ロシアとウクライナ間のすべての捕虜の交換を希望します」
全てが新たな始まりとなる日を祝って。
Happy Easter!
Good Friday [Faith]
キリストが十字架にかけられた受難の日、Good Friday。神父のメッセージは「キリストは我々に何をもたらしたのか?」と問いかけました。
信仰とは夫々の心に寄り添うものであり、他と比較することはできません。キリスト教と一口に言っても宗派は分かれ慣例も様々。自身の信じる道を歩めば良いのです。
キリストの受難をテーマにした絵画で有名なのはEl Greco作の十字架を背負ったもの。今日見つけたのは生々しい姿のCaravaggioの作品をご紹介。キリストにキスするユダ。彼の背後にはキリストを捉える兵士達。
キリストの屍を抱きかかえ、嘆き悲しむ人々。痛みが伝わってきます。
“It is finished.” With that, he bowed his head and gave up his spirit.
John 19:28-30
Maundy Thursday [Faith]
キリストが使徒達の足を洗い、最後の晩餐を囲む日、Holy Thursday.
水で洗う事は清めるという意味合いで許しを与え、キリスト自らが1人1人の足を洗う事は愛を持っての行為なのです。そして「私が例を示したように、あなた方も同じようにしなさい」と説くのです。
「私があなた方を愛したように、互いに愛し合いなさい。」
キリストは「この中に裏切者がいます」と言いつつもユダの足をも洗い、最後の晩餐を共にします。
これも愛。厳しく、そして深い愛なのです。
Palm Sunday [Faith]
のエルサレム入城を祝うPalm Sunday.ヤシ(palm)の葉を振って祝う習慣が今も尚続いています。そして今日からEaster Sundayまでの聖週間が始まります。
最後の晩餐を共にした使徒の1人ユダの裏切りにより捉えられたキリストは裁判にかけられ磔刑の宣告を受ける。死後3日後に復活するまでの教会典礼において最も大切な週なのです。
ミサの間にヤシの葉でクロスを上手く作れずにいると後ろに座っているクワイヤ仲間のDomingoが肩を叩いてササっと作ってくれました。
Hosanna in the Highest!
Lenten retreat [Faith]
教会主催のワークショップに参加しました。テーマはGood News Announced, Opposed and Vindicated.
福音書マルコ(St. Mark's Gospel)を読み解いていくもの。Fr. Nick Meislによるプレゼンテーション。
カレッジで教鞭をとっているFr. Nickによるワークショップは聖書の各章を読みながら背景や意味合いを分かりやすく解説していきます。
ミサでもFr. Nickは原稿を見ながら話すことはなく、信者達を見ながら分かりやすく話すのがとても印象的。2022年7月に私の通う教会の神父に選ばれたとアナウンスされると若い信者たちが声を上げて喜んでいた理由が良くわかりました。
それにしても聖書は大長編、そして意味が深い。読み終える、全てを理解することは永遠の課題ですね。何度でも読み返していく本と捉えたほうがよいのかも。
Thank you Fr. Nick!
Return to the heart [Faith]
40日間のLENT(四旬節)の始まりAsh Wednesday。フランシス教皇は
「人生は芝居ではないのです。LENTはステージから降り、現実を見つめ、自分の心に立ち返る良い機会なのです」と語られました。
今日のミサでは神父が映画Lion Kingの例を取り上げ、Simbaが水面に映った自分を見つめ自身を悟る場面を分かりやすく語っていました。日本語説明では「悔い改めよ」と厳しく訳されているけれど、額に記された灰の十字架は神の愛の象徴なのです。
奇しくもよ今日はValentine's Day. 結婚記念日の友人カップルにはおめでとうのメッセージに
「あー、残念ながら今日はシャンパン無し。Ash Wednesdayだからね」とジョークを添えて。
Let us return to adoration
Epiphany [Faith]
星に導かれた東方の三博士達が幼子イエスに贈り物を捧げる日Epiphanyー公現祭。
福音書によるとこの3人ーメルキオール、ガスパール、バルタザールは実は王様だったと言われています。
3つの大陸(アジア、アフリカ、ヨーロッパ)から訪れた3人からの贈り物はfrankincense (乳香ー神の象徴)、myrrh (没薬ー死の象徴)、gold (黄金ー王の象徴)。Frankincenseは現在でもアロマオイルの1つとして用いられていますね。
カナダは祝日ではありませんが、国によってはギフト交換やパレード等を祝うところも。フランスではGalette des Roisを食べる習慣ですね。ケーキの中に隠された小さな人形「fève (=フェーヴ)」が自分のケーキに入っていた人が、その年の王様・王妃となります。何だか楽しそう♪
フランシス教皇は今日のミサで
「東方の三博士たちが幼子イエスを見つめていたように、私達も子どもたちを見つめる時間を作ろう。子どもたちもまた、その信頼、自発性、驚き、好奇心、自然な喜怒哀楽の表現、夢を通してイエスを語ってくれる。私達が幼子イエスの前に子どもたちと共に留まるならば、東方三博士のように再び出発することができるだろう。そして、世の中の問題を新しい創造的な眼差しをもって見つめることができるだろう。」と言われました。
新鮮な眼差しで見つめる事、大切ですね。
Merry Christmas [Faith]
フランシス教皇のクリスマスメッセージはキリスト誕生の地イスラエル地域における事態に対して「戦争の無益な論理」と武力衝突はキリストの存在が今も拒絶されていると訴えています。
戦場下のような大事ではなくても世界各地では様々な苦しみや悲しみに打ちひしがれている人々がいます。祈りや想いを合わせたところで攻撃が止むのか? という疑問はあるにせよ、人々の心に灯りがともるように。
Merry Christmas
A Child is born [Faith]
今年のクリスマスは通常日曜ミサと重なり、24日9:00ミサ、19:00クリスマスキャロル、19:30 ミサ、そして25日8:30キャロル、9:00ミサとクワイア歌いまくりのため、ご馳走もパーティーもお預け状態。
喜ばしいChristmasを気忙しく迎えつつあります。
練習が足りず仕上がり具合は今一つだけれどChristmas spiritで皆気にしていない 笑
それは美しい空を見つめながらホッと一息。深呼吸をして気持ちを整えて。
ネイルもクリスマスモードに♪
Blessings
Happy Easter [Faith]
夜明けと共に蘇ったイエスの復活を祝うEaster Sunday。
人々の心に宿る暗い影、それは苦痛や疑い、悲しみ等々。暗闇に光が灯されるように、明るい方向に目を向けていくことは決して容易ではないけれど、希望を忘れずに。
Happy Easter