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2017 Tokyo (15) [2017Tokyo]

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緑茶はMATCHA LATTE何という商品も売られているくらいカナダでもポピュラーですが、美味しいほうじ茶はなかなか手に入りません。お友達に頼むの忘れた、とがっかりしていていたら、思いがけない彼女からのギフト! すっかり読まれていました。そして一保堂・丸の内店でも購入。自宅用なのに店員さんは包装紙に包み、更にこんな説明書も入れて。
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玄米茶好きのカナディアン同僚にお土産としたところ、彼、大喜びでした。そう、英語説明もついているのですよ。流石、一保堂!

銀座ウエスト本店は随分前に訪れたけれど、青山ガーデン店は初めて。友人と共に店に行くと、満席。
まぁ、積もる話でも、と入口近くの椅子に座ってあれこれとおしゃべり。30分程待って席に案内されました。若いウェイトレス達はきちんとユニフォームを身に着け、髪も整えて、昭和の雰囲気。チーズケーキとコーヒーを注文しました。ふんわりと柔らかであっさりとした甘みの美味しさを噛みしめて。
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ウエストと言えば、ドライケーキ! でも帰るまでに割れては悲しいので、フルーツケーキを購入。
とてもコンパクトな長さ20㎝位の薄い箱。リボンは完璧。
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1つずつ包装されたケーキに「どうよ、この美しさ」とダーリンに自慢。
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口に運ぶまでの感動が続く中、ようやく包みを解いてケーキを。ナッツとレーズンたっぷりの美味しさ。こんな美味しいものを子供の頃から当たり前に食べていたんだな、と今更ながらに日本の豊かな食生活に敬服。
現在では世界中の最新、または老舗の味が東京に集まっていることでしょう。そしてそれを惜しみなく求める人々がいるということ。流行、味覚への欲望は飽くなき展開となるのです。

今回の旅は駆け足でしたが、東京の良さと速さを思い切り実感。駆け足過ぎて会えない人々にはぜひ次回に。

バンクーバーでは列に並べないカナディアンに「日本は違うよ~」と心の中で言っていたけれど、JRのホームで並ぶべき左右の列ではなく、真ん中に立ち往生している私がいました。
私が東京に住んでいたのは12年前の話。一昔以上前のこと。時代は流れ、自分の対応度がカナダ側にほぼなっていることを改めて感じました。

ほうじ茶でも飲んで、まったりしますか。

2017 Tokyo (14) [2017Tokyo]

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日本、特に東京には無くても生きていけるけれど、あったら便利だな、楽しいな、お洒落だな、というモノが溢れています。
例えば東京メトロの駅ホームのアイスクリーム販売機。住んでいる人々にとっては当たり前、ひょっとしたら販売機でアイスなんて買わないかもしれないけれど、観光客としてはおおっ! とびっくり。

そしていつもハマってしまう東急ハンズ。ズラリと並ぶペン類。溜息がでます…
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これは片側のみ。隣の列に続きます...ああ、豊かな国です、ニッポン。
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これは付せんのイケメンシリーズ。面白い!
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溢れんばかりの品数の中から、使いやすそうなカードケース等を購入しました。
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真ん中のやや太めのペン? いえいえ
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何とハサミ イイものを見つけました♪

2017 Tokyo (13) [2017Tokyo]

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多くの美術館は月曜休館だけれど、六本木ヒルズ内の森アーツセンターは火曜休館。日本出発日の最後まで楽しまないと、と出かけた「大エルミタージュ美術館展」。どうして「大」が付くのでしょう?

この日はエカテリーナ2世の写真撮影ができました。彼女が34年の治世の間に収集した絵画作品は、約2,500点ともいわれている位、エルミタージュ美術館に大きな功績を残されたのです。この展覧会は西洋絵画の巨匠たち―Old Masters と16世紀ルネサンス時代から17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどを経て、18世紀に至る巨匠たちの作品を集めたもの。最初の部屋に足を入れた途端、「ああ、私、この雰囲気好き」と一人ニンマリとしてしまいました。

一番惹かれた作品はCarlo Dolce作「St. Cecilia」彼女の瞳が語りかけてくるようです。
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近代的なビル内に16世紀の作品が飾られるというのは面白い事だけれど、東京ならではの楽しみ。

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大エルミタージュ美術館展
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
6月18日まで開催

2017 Tokyo (12) [2017Tokyo]

六本木にあるFrancican Chapel Centerは地元の人だけでなく、私のような旅行者や各地からのキリスト教徒が訪れます。というのも英語ミサが1日数回行われるから。カナダで洗礼を受けた私は英語ミサのほうが理解しやすいのです。Easter Sundayはチャペルに入りきれない程の人々が訪れ、大盛況。
神父はいつも「復活祭オメデトウ!」と日本語で呼びかけます。

ミサの後は実家近くのいつものお寿司屋へ。両親、従妹夫妻と共に。皆好きなものを好きなだけ注文。
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1つずつ頼み、美味しかったらもう1つ、とこまめに注文するのです。ランチセットよりも割高になるけれど、寿司屋の醍醐味ですよね。いや~私達、よく食べました。
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昨年よりも急激に老いてしまった両親に驚きながらも、一緒にテーブルを囲めたことに感謝。また会う時まで元気でね。

2017 Tokyo (11) [2017Tokyo]

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TSUTAYA 六本木ヒルズ店は朝7時から営業。週末は8時前から自分の時間を楽しみに近所の人々が続々と訪れます。立ち読みどころか店内のスターバックスコーヒーを飲みながらじっくりと座り読み。人々が触った本や雑誌は売り物にはならないかもしれないけれど、そこはマナーの良い日本だからこそ赦されるのでしょう。
常に進化し続ける東京。自分が住んでいた懐かしさよりも今は旅行者として立ち寄る楽しみを味わっています。発見した街のアート。

ふと目に入ったバーのガラス。何とLast Supper! 最後の晩餐をこのバーで?
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ドラえもんにスヌーピー? そ、そんなバカラ
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丸の内仲通りに京都の老舗が格調高く。
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2017 Tokyo (10) [2017Tokyo]

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ブログ友達いっこさんとのディナーはEl Fuego Del Toroで。スペイン炭窯料理?と期待が高まります。

飲み物は各自好きなものをグラスで注文。若いウェイターのお兄さん、1品注文が済むとさっさとドリンクメニューを持って行ってしまいました。あの~、まだ飲むんですけどぉ 笑。
タパス盛り合わせ。盛り付けもお洒落に。
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本日のアヒージョ。鶏肉にたっぷりのコリアンダーが添えられて。アヒージョとはオリーブオイルとニンニクで煮込む料理なんだそう。初めて食べた味わいは…
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大感激の美味しさ。ニンニク風味のオイルをパンに浸して食べ尽くしました。

互いの近況を報告しつつ、食も飲みも、と忙しい私達。同世代の楽しい時間が流れていきます。
さて、メイン。いっこさんはイベリコ豚、私はラムを。あっさいとした味わいにびっくり。
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新鮮な野菜の盛り合わせと共に。ズシリと重い器に乗って登場。
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美味しく楽しい時間をありがとう♪

El Fuego Del Toro
東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井テラス3F

2017 Tokyo (9) [2017Tokyo]

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滞在中にコンサートかオペラでも行けるかな? と調べてみると丁度良い日程で出会った新国立劇場オペラ。Verdi作Othello。

総客席数1814席の劇場は歌手の肉声が理想的に響く設計で、劇場そのものが楽器のような空間。ロビーも広々としていて清々しい空間。日本ならではで、皆さんコンビニ食を食べていましたが。笑。
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こんなことまで注意されるの! と思わず笑ってしまったこと。日本人は規律に従う人々だから。
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肝心のオペラはシェイクスピア原作のオセロより。
ムーア人将軍オテロ率いるヴェネツィア艦隊の勝利に祝うキプロス島。旗手イアーゴはライバルであるカッシオを副官にさせたオテロを憎んでいます。酒に弱い副官カッシオを利用して、イアーゴはオテロにオテロの妻デスデモーナとカッシオの仲が怪しいと吹き込みます。
純粋な妻デスデモーナの落としたハンカチ(オテロの彼女への初めての贈り物)がイアーゴの手からカッシオの家に渡り、オテロは妻への愛から嫉妬へ、そして悲劇へと突き進んでしまうのです。

幕間の休憩時。何と無料で冷水がサービスされています。流石ニッポン!
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4種類のカナッペ盛り合わせ。お値段は何と500円!
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音響の良いホールで演奏を聴くというのは、こんなにも違うものかと感動を覚えるほど。嫌味たっぷりのイアーゴの演技に感心し、複雑な気持ちを歌声で表現するオテロの歌声に大喝采。

Verdi OTELLO
Conductor: Paolo Carignani
Otello: Carlo Ventre
Desdemona: Serena Farnocchia
Iago: Vladimir Stoyanov
Cassio: Takumi Yogi
Emilia: Kasumi Shimizu

2017 Tokyo (8) [2017Tokyo]

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東京・丸の内の三菱一号館美術館は私の好きな場所のひとつ。この日は開館前に到着したので中庭もゆっくりと眺めることができました。
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オルセーのナビ派展 19世紀末パリで前衛的な活動を行った若い芸術家達、ナビ派の作品を集めた展覧会。大きな美術館とは違う程よい空間が1つ1つの作品とじっくり対話できる場所。フローリングの床も落ち着いた照明も心地よい。

WEBより Aristide Maillol "Profil de femme"
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鑑賞の後はミュージアムショップへ。いいな、と気に入った絵のポストカードが売られていなかったのが残念でしたが、個性あふれる商品が並んでいる場所。東京ショッピングの楽しさに火をつけられてしまいました。

オルセーのナビ派展
三菱一号館美術館
5月21日まで

2017 Tokyo (7)  [2017Tokyo]

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友人が予約してくれたGood Fridayのディナーは宮城県仙台市発祥のイタリアンレストランALMA.
カジュアルな雰囲気の中で、ウェイトレスの女性が1品1品を丁寧に説明してくれます。まずはアミューズ。自然の甘味たっぷりの人参のジュレ。これは、期待が高まります!

ホヤ貝を食べてみたい! という友人に皆一致。それでは宮城産のホヤを。噛みごたえもいい感じ。
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続いて宮城産ホタテのカルパッチョ。新鮮です。
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この日は肉を食べられない私のために、シーフードを次々と注文。日本には豊富なメニューがあるので安心です。カリフラワーとズワイガニ。運ばれてきたのはデザートみたい?
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何とカリフラワーのムースの下にズワイガニが隠れていたのです。ココアのように振りかけられているのはカリフラワーを炒ったもの。見た目も素晴らしく、フワッと柔らかいムースは確かにカリフラワーの味でテーブル一同大騒ぎ。

パスタも注文しました。生ウニの乗ったラビオリ。もう1品は写真撮り忘れ。
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昨年父親が急逝した友人、義母の介護をこなしている友人と皆の話題も避けられない事情が出てきました。仕事をしながら介護をするということ、そして介護を受け入れることを認めたくない親との確執など身につまされる話。
パスタでお腹が一杯になってしまったので、メインは抜き、チーズを。再び食が弾む私達。笑
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日本に帰る度に彼女達に会うのが一番の楽しみ。時間を作ってくれてありがとう。

2017 Tokyo (6) [2017Tokyo]

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GOOD FRIDAY。キリストが十字架にかけられたのを悼み、18歳から59歳までのカトリック教徒はこの日は大斎1食のみと制されます。丁度良いのでメンテナンスデーとして、午前中は人間ドック、午後はマッサージの予約を入れました。
人間ドックの結果面談をまでの時間にクリニックから近い原美術館へ。初めて訪れました。
Elizabeth Payton: Still life展。小さな作品が多く、私邸の空間であるこの美術館ならではの楽しみ方。
撮影禁止だったので、WEBより拝借。
Georgia O ‘Keeffe after Stieglitz 1918
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この作品はいつまでも眺めていたいものの1つでした。他に心にとまったのは静物画がいくつか。ポストカードを記念に買いたかったけれど、何と売り切れでした。 残念。

マッサージは中目黒。と言えば…
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目黒川のサクラ~! こちらも初めて訪れた場所。平日午後というのに賑わっていましたよ。
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マッサージはWEBで見つけたshe.
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マッサージの間は眠ってしまうことが多いけれど、リンパドレナージュでしっかりとほぐしてくれたので、リラックスどころか少々緊張。そしてフェイシャルは痛い程。後で「顔が凝ってました」と言われてしまいました。凝りをほぐすこと、自分でも努めていきましょう。

さぁ、この後は待ちに待った友人達とのディナーです♪