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Yokoso Japan (18)  [2022 Japan]

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ユニクロ、MUJIはカナダにもあるけれど、日本と同様の品揃えではなく、価格は当然割高。なので帰国時にまとめ買いは鉄則。
MUJIのカレーは美味しかったな、とお店を覗くと何と今では50種類以上すごいことになっています。
また実家近くのスーパーでは全国各地のレトルトカレーがズラリと。インド人もびっくりだわ。
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帰国する度に色々と発見があります。3年の間に変わっていたこと、気が付いたことは
ーマスクは白が主体
でもよく見ると女性はベージュ、ピンク、オレンジと使い捨てマスクもカラフルでした。
ー使い捨ておしぼりは必要?
ー空港、ショッピングモール等のトイレではコロナ感染防止のためハンドドライヤーが使えません。
ところがペーパータオルもなし。皆どうしているの?と見回すと夫々のバッグからハンカチを取り出していました。ああ、ハンカチ文化でしたよ、ニッポン。
ー殆どの男性の靴(しかも革靴)はピッカピカに磨いてある。
私の職場は病院内なので殆どがスニーカー。街もカジュアルな装いが多いのでスーツや革靴を見かける事はかなり少ない。ピッカピカの男性の靴に感動してしまいました。
ースカート姿の女性達!しかもロングスカートが殆ど
バンク―バーで普段スカートを履く女性は50人に1人位なのでは?(勝手な数値なので気にせずに)
ーお土産文化である
溢れんばかりのモノの中でもデパ地下や駅構内のお土産品販売の多さにまたもや圧倒されてしまいました。次々と買っていく人々の購買力にも。
ー音が溢れている
駅のアナウンス、停車前のメロディとやたらと音が多い。
ー学ぶ機会は無限大
TVやラジオ放送の他に語学や文化、アートなどをありとあらゆる方法で分かりやすく学ぶことができる。TVで哲学を学べるって凄いことです。早速テキストブックを購入。縦書きは久しぶりなので読むのに時間がかかりそう。
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See you Japan、また来年。
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Yokoso Japan (17)  [2022 Japan]

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毎日思いっきり遊びほうけていたニッポンの日々、実は今回の最大帰国目的は介護1&2の両親を訪ねる事。ところがデイサービス、訪問看護と彼等の予定も詰まっていたので限られた時間のみで再会。
長生きすることは嬉しくも難しくもありますね。自分の将来はどうなるのか、と考えさせられる場面もちらほらと。まずは健康第一でいきましょう。

美術館巡りもさることながら今回楽しんだのはカフェタイムと書店巡り。バンクーバーでは書店数がごくわずかなので改めてその数の多さにびっくり。思わず手に取りたくなるディスプレイに力を入れている場所、ただ並べているだけの書店、と夫々の個性もあり。
中でも蔦屋書店は時間つぶしどころかハマってしまう場所。購入前の本や雑誌を店内カフェ読めるというシステムの先駆者でもありますね。

お気に入りのクロワッサン&コーヒータイムは品川駅アトレ内Dean & Deluca, The City Bakeryで。
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通勤、買い物途中で駅を行き交う人々を見ながらのカフェタイム。時間差通勤もしくはリモートワークが定着しているのか以前よりも利用者数がばらけている印象でした。
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Yokoso Japan (16) [2022 Japan]

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3年ぶりの元同僚とのディナーはカジュアルなビストロで。お店に続く階段の壁はワインのラベルで埋め尽くされ、更に気分が上がります。
スパークリングワインで「久しぶり~」と乾杯し、1口ずつの嬉しい量のアミューズを楽しんで。
鮮魚のカルパッチョ。お刺身よりも好き♪
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弾むおしゃべりは飲みやすいローヌワインと共に。
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トマトソースで煮込んだトリッパにチーズをかけて焼きあげたもの。美味しかった。
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そして鴨。美味しく楽しい時間が過ぎていきます。
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長崎出身の彼女と盛り上がったのは五島列島への旅。次回はぜひ訪れてみたい場所。
「こんなに長く付き合いが続くとは思わなかったね」と互いに言い合う私達は20年来の友なのです。

再会に感謝をして駅に向かうとこのポスター。
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ああ、すでに22時を回ってました~。
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Yokoso Japan (14) [2022 Japan]

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品川駅6:07発のぞみ1号で京都に来た私、何とうっかりチャージャーを忘れてしまいスマートフォンのみで動こうと思っていたのが見事に砕かれました。
というのも京都市内は無料KYOTO WiFiが利用可能。激減していくバッテリーをハラハラしながらチラリ見ていると激しいにわか雨が降ってきました。京都のランチ~♪などと探している場合ではなく、まずは雨宿り。目の前には丸亀製麺。吸い寄せられるように入店。初めての場所なので注文方法もよくわからず、忙しく麺を打っている店員に「あの~、ここで注文してもよいでしょうか?」と確認して頼んだのは明太しらすおろしぶっかけうどん。思えばうどんを食べるのは10年以上ぶり♪
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手軽に美味しく楽しめる場所が日本には沢山ありますね。ああ、美味しかった~。
雨も止んできたので少し街歩き。
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食後のコーヒーは念願の小川珈琲へ。
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丁度良い時間帯で店内には誰もおらず。席に着くと次々とお客さんがやってきました。
数あるメニューよりエチオピア・イルガチェ・モカを。赤ワインのような香りとレッドグレープのような酸味が特徴。素敵なカップに注がれて登場。

ふくよかな味わいを楽しんでいると杖をつきながらカウンター席に座ったシニア女性。どうやら常連さんのよう。店員と「今日は混んでいるね」と会話を交わしています。シニア世代になってもブレンドの一杯をお気に入りのカフェで楽しめる余裕ができるようにありたい、と思ったのでした。

ところでカップの隣の錦布は何と思います? 挟まれていたのは勘定書。はんなり京都のひととき。
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Yokoso Japan (15) [2022 Japan]

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19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの画家Henri Martin & Henri Le Sidanerの国内初の展覧会「シダネルとマルタン展」。展覧会用のチラシにもなっている「腰掛ける少女」H. Martinはスマホ撮影用に四隅が削られていました。やるぅ。

会場は程よい大きさで、人出もそれほどではなくゆったりと鑑賞。インターネットで世界中の美術館を除くことはできるけれど、実際に本物の前に立つ事は全く違います。語りかけてくる絵とそうでない絵もあるのが不思議なところ。いくつかの作品は撮影可能となっていました。
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「二番草」H. Martin。額縁のように周囲をかこっているモチーフが美しい。
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「ガブリエルと無花果の木」H. Martin
今気づいたけれど、H. Martinばかりでしたね。Sidaner作の風景画もそれはそれは美しかったのです。

豊かな色彩と光を取り入れた画法に見入って豊かな気分に。会場を後にしてショップに移動。気に入った作品はカードにもポスターにもなっておらず残念。そういえば別の展覧会でもそうでした。

西新宿の高層ビル群。高層ビルを見るのも久しぶり。
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Yokoso Japan (13) [2022 Japan]

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京都最古の禅寺建仁寺は1202年建立。何と820年前のお話。禅の作法、規矩(禅院の規則)が厳格に行われ純粋に禅の道場となり、室町時代には厚い保護を受け大いに栄え、後年は塔頭の統廃合が行われた後、境内は半分近く縮小され現在に至っています。
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それでも十分に広い境内。最盛期の頃はどんなに賑わっていたのかと想像の翼が広がります。
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建立800年を祝して奉納された小泉淳作画伯の双龍図は畳108畳分大。圧巻の一言に尽きます。

場所を移動すると開山・栄西禅師の生誕880年を記念して細川護煕が奉納した襖絵が公開されていました。
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「細川さんってあの細川さん?ひゃー、絵ぇも画きはるんやったんね」とびっくりオバちゃんや
「政治なんてやらんで最初っから絵ぇでも描いとればよかったんや」とつぶやくオジさんで盛り上がってましたよ。
小グループの修学旅行生、一般旅行客もわずかで静かに拝観できるのは今ならでは。部屋から眺める庭の美しさ。
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「写経の方はこちらへ」という案内に閃き、写経体験をしてみました。予約なくとも入口で申し込むことができます。説明書、下書きのある紙、筆ペン、文鎮、手元ライトの一式を受け取って写経場へ。
「写真撮影は禁止です」という指示に従って全く写真なし。部屋には先客が2名写経に勤しんでいました。さてさて10数年ぶりの書道。慣れない筆ペンと縦書き漢字の般若経を一画一画なぞることに集中。いつの間にか先客は終了し、私1人となりました。余りにも下手な自分の字にあきれつつも集中。
横を見ると中庭にアゲハチョウが静かにやってきました。

ああ、ダーリン、京都に来たのね? 思いっきり下手な私の字を笑ってやって。

写経の最後に願い事を書く行があったけれど、Rest in peaceの日本語がわからず「日々感謝」と書きました。
Rest in peace, my love.
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Yokoso Japan (12) [2022 Japan]

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京都の庭巡り、続くは大徳寺 龍源院1502年創建され、一休さんで有名な一休禅師が住職を務めるなど室町時代以降に大寺院に発展。
一枝坦と呼ばれる方丈前庭。左側の円形の苔山は亀島、右側の石組は鶴島、中央右よりの石組は蓮菜山(仙人の住む不老長寿の吉祥の島)、白砂は大海原を表しています。
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竜吟庭は相阿弥の作と伝えられる枯山水庭園。高く傾斜して立つ石は須弥山、青々とした杉苔は大海原を表しています。

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東滴壺。日本で最も小さい壺石庭。約7.5平米の長方形の空間のこの場所は1960年鍋島岳生作。
ささやかな水滴が集まって大海となるという意味が込められています。その毅然とした美しさに心を奪われました。
ほんの数名しか訪問客がおらずゆったりと拝観できたのは何よりも有難かったです。
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Yokoso Japan (11) [2022 Japan]

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駅近くのホテル滞在の利点はアクセスの良さ。ならば京都日帰りをしてみよう!
8年前に訪れた際は三十三間堂―建仁寺―北野天満宮―金閣寺―銀閣寺―八坂神社と修学旅行並みにガンガンと廻ってしまったので、今回はゆとりを持って。禅寺の庭を中心に効率よく廻れるようにルートも調べながら。

龍安寺。1450年創建のこのお寺は細川家の菩提寺。1975年にエリザベス女王が訪問した際に石庭を絶賛したところから世界中に有名になり、1994年世界文化遺産に登録。
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ところが作者、作成時期、15個の石の意味は全て謎。それも禅思想なのでしょうか。
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茶室に入る前に手や口を清めるつくばい。4方に刻まれている吾唯知足には『われ、ただ足る』という意味が込められており、その意味合いから石庭の石が「一度に14個しか見ることができない」ことを「不満に思わず満足する心を持ちなさい」という戒めの意味が込められているそう。深いです…

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60歳で政界引退後、色彩画、陶芸等に打ち込んでいる元首相細川護熙により奉納された襖絵「雲龍図」32面のうち8面が現在特別公開中。龍は龍は古来、人々に安寧と幸福をもたらす存在として寺院に描かれてきたものなのだそう。その躍動感溢れる作品に魅了されました。
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Yokoso Japan (10) [2022 Japan]

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大英博物館 北斎─国内の肉筆画の名品とともにが現在東京港区サントリー美術館で開催中。早速行ってみました。
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時間制限予約制の美術館が多い中、こちらは予約なしで入場可能。そのせいか平日昼間でも大賑わい。
コロナ状況下というのに後ろの人がくっつきそうに迫って来るのにはかなり参りましたが。

この展覧会は還暦後90歳で亡くなるまでの30年間に焦点を充てた作品が選ばれています。肉筆画では80歳後半の力強く瑞々しい作品が数点展示されており、北斎の飽くなき追求心が想像されます。

有名な冨嶽三十六景は実際は四十六景で出版され、当時のお蕎麦代2杯程の料金で買えたそう。
皆さん1枚1枚の細かい描写をガラス越しに食い入るように見入っていました。

冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏。HOKUSAIの世界的シンボルと言ってもよいでしょうね。
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調べてみると多くの逸話がある人物のようですが、90歳で亡くなる前に「天が私の命をあと5年保ってくれたら、私は本当の絵描きになることができるだろう」と言い残したそうです。

うーむ、人生まだまだだわ。
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Yokoso Japan (9)  [2022 Japan]

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ランチの後は歌舞伎座へ。5月の演目は3年ぶりの団菊祭。建物を目の前にするだけで気分が高まります。
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座紋「鳳凰丸」は歌舞伎座の創設者の一人である福地桜痴が、新築した自宅の釘かくしに用いたこの紋をいたく気に入り歌舞伎座の紋に採用したとのこと。立派ですね。
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暑い中着物で訪れている人も数名見かけました。私も少しだけお洒落して。ところが隣の男性は素足にスニーカーでちょっとがっかり。
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席に着くとマスクとフェースフィールド着用の係員が「お話をしないでください Please do not speak」の看板を持って会場内を歩いています。Do not speakとはこれいかに。周りを見渡すと観劇に感激しているご婦人方がおしゃべりに夢中。ああ、このことなのね。
コロナ状況下のため和楽演奏者達は全て首元まである長いマスク着用。それでも良く通る歌声は流石です。
演目は「暫」(市川海老蔵、市川左団次ら)
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スーパーヒーローの元祖とも言える物語。清原武衡が、自分の意に従わない人々を家来に命じて斬ろうとするところに、「しばらく」という声とともに鎌倉権五郎が登場し、人々の命を助けるというストーリー。江戸庶民達も大いに楽しんだことでしょう。花道での見得、そして舞台中央での元禄見得は本当に素晴らしかった。終わると同時に隣の見知らぬ女性に「いや~素晴らしかったですね~」と声をかけてしまいました。まさにこの錦絵のごとく。
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休憩後は「土蜘」(尾上菊五郎、尾上菊之助、尾上丑之助)
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病に臥せっている源頼光の所に現れたのは比叡山より来た僧の智籌。僧は、頼光の病平癒のための祈祷を始めます。実の正体は日本を魔界にしようと企む蜘蛛の妖怪。白い蜘蛛の糸を投げかけ頼光の四天王達との派手な立廻りが繰り広げられます。
今回の公演では2組の親子三代ー音羽屋(菊五郎、菊之助、丑之助)萬屋(時蔵、梅枝、小川大晴)共演というお目出たさ。代々引き継がれる芸を思う存分楽しみました。
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