Meditations [Books]
いつも人生のヒントを与えてくれるある方のブログで見つけた哲学書。早速図書館から借りてきましたMarcus Aurelius "Meditations"。第16代ローマ皇帝であった彼の著作は哲学というよりもすっと心に入っていく言葉に2000年の時を超えて不思議な暖かさに包まれました。
まずはガツンと「不平を言わずに直接仕事と向き合い課題をこなすこと」。
2000年前の「仕事」とはどのようなものだったのか、何を食べながらどう暮らしていたのか、等々言葉が分かりやすいだけに背景を探りたくなります。
読み進めていくとブドウ、オリーブ、フィグ、パン等の単語が出てきたので現在でも通じる食物もあるのだな、と違った角度で感動。そして彼の言う「神」とはキリストではなく全能の神ゼウスであろうし、と拙い知識を寄せ集めながらページをめくっていきました。
「貴方の職業は何か? 良き人となること」
「1千万年も生きられるような態度をとるな。生きている間に自分自身をよりよくすべき」
「幸福な人生に必要なものはほんのわずかなこと。それはあなた自身、考え方の中にあるのです」
To be a good person. 心に掲げて生きていきたいと思います。
2019-09-09 18:57
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コメント(4)
わあ、早速読んでくれたのですね!
ね?一言一言が、今の私たちにも通じるシンプルで心に響く言葉なのよね。
by ラパン (2019-09-13 19:34)
ラパンさん
2000年の時を超えた言葉にびっくり。我家の家宝にします 笑。
by cecileyvr (2019-09-15 12:41)
こちら、フランス語のを購入してぱらぱらめくっているところです。
日本語のほうも触れる機会が最近あったのですが、二千年の時を超えてしまう普遍性・・・人間の根っこは変わっていないのですね。
by francana (2019-09-15 16:26)
francanaさん
現代の自己啓発本のような言葉の数々。でもとてもシンプルで分かりやすいのです。人間の根っこ、面白いですね。
by cecileyvr (2019-09-19 12:12)