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Handel- Hallelujah & Trumpets [Music]

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在MontrealのEnsemble Caprice & Ensemble ArtChoralによるバロック音楽コンサート。合唱団の繋がりで何と$75のチケットを無料で入手!つまり売れていないということなのでしょう。

コンサート前には指揮者へのインタビュー、そして観客と一緒に「ハレルヤコーラス」を練習。楽譜が準備されていなかったので「皆さん記録に頼って歌ってみてください」とエネルギッシュな指揮者に促されて楽しく練習。
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バロックトランペット、バロックフルート、オーボエ、弦楽器、チェンバロ、ティンパニのアンサンブルに合わせて4人のソロ、4人の合唱の編成。

指揮者は演奏前にユーモアを加えた曲解説を行い、黒ジャケットの下には華やかなブルーのシャツ、休憩後はレッドのシャツに衣装替えと観客を惹きつけていきます。古典音楽を現代の人々に楽しんでもらおうという意気込みが伝わってきます。

ソリスト達はiPadの楽譜またはバインダー&紙譜面の人とそれぞれ。iPadのサイズやカバーの色もバラバラで何だか滑稽に見えてしまいました。歌声がとても素晴らしかったのに印象が整っていなかったのが残念。

Handel: Hallelujah & Trumpets
Handel - Ode for the anniversary of the Queen Anne Eternal Source of Light Divine HWV 74
Heinichen: Magnificat
Handel:
Ombra mai fu (from Serse HWV 40)
I rage, I melt, I burn (from Acis and Galatea, HWV 49)
Lascia ch’io piange (from Rinaldo HWV 7)
Telemann: Concerto for Recorder and Flute in e minor
Handel: Anthem for the Foundling Hospital: Blessed are they that considereth the poor HWV 268
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Romeo et Juliette [Music]

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Metropolitan Opera HD live Romeo et Juliette. シェイクスピア作の戯曲にフランス出身Gounodが作曲したもの。
今日の見どころは何といってもRomeo役のBenjamin Bernheim
Julietteはアメリカ出身ソプラノNadine Sierra. インタビューでは
「フランス語の美しさをぜひアメリカの人々に味わって頂きたいです」と熱く語るBenjaminにNadineが「フランス的とはどういうこと?」と尋ねると
「優雅さ。いかにエレガントに歌うかがポイント」とBenjamin.

物語は余りにも有名な悲劇。宿敵同士であるMontague家とCapulet家。舞台はCapulet家の仮面舞踏会から始まります。Julietteを一目見て恋に堕ちてしまったRomeo。そして彼等は互いの出身を知ってしまうのです。
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オペラは作品によりドイツ語、イタリア語、フランス語と言語も様々。歌手達は出演する演目の言語を数か月で覚え、歌うだけでなく演技も体得する必要があるのです。殆どが2-3時間の長丁場。感服です。

Benjaminが歌うRomeoはそれはそれはエレガントで彼の発音にうっとりしてしまいました。
天真爛漫、表情豊かなNadineは少々食傷気味な感じもあったけれど、NYの観客は大喝采。そう、アメリカンなJulietteなのです。
指揮者は音楽監督であるYannick Neze-Seguin. お洒落な彼は演目に合わせた衣装で現れます。今日はブラウン系のレトロなジャケット。

雨のそぼ降る土曜朝の約3.5時間のオペラ、コーヒーと共に映画館で大満喫♪ 
Pardonne nous....

Charles Gounod ”Romeo et Juliette”
Conductor: Yannick Neze-Seguin
Romeo: Benjamin Bernheim
Juliette: Nadine Sierra
Stephano: Samantha Hankey
Tybaly: Frederick Ballentine
Mercutio: Will Liverman
Frere Laurent: Alfred Walker
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Practice, practice, practice! [Music]

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St. John's Passion、コンサートまでステージリハーサル含めて3回の練習のみと危機感たっぷり状態。
昨日の練習は別合唱団の指揮者かつシンガーとして活躍中のFeliciaの隣の席。彼女の豊かな声と正確なリズムに乗せられて、とっても上手く歌えた気分になって楽しかった~。

先週できなかった曲は数回集中して練習したのでクリア。ところが別の曲で同じ場所でつまずいて。
1人で練習してできたつもりでも、グループで合唱すると音程やリズムが上手く掴めないことが良くあります。ということはやっぱり100%こなせていないということね。

新約聖書、ヨハネによる福音書ーキリストの受難を題材にしたこの曲、キリストの死刑を要求する群集のセリフ等が合唱によって歌われるのです。リズムが難しい箇所も歌詞の意味を考えると深く重いものがあります。
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あと約2週間、歌い込んでいきましょう♪
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Spanish Adventures [Music]

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Vancouver Symphony Orchestra、今日はスペインに因んだ曲の数々。
Albeniz: Triana
Mason Bates: Anthology of Fantastic Zoology
R. Strauss: Don Quixote

スペイン出身のAlbeniz作曲”Triana”。ピアノ向けの原曲から色彩豊かなオーケストラ編成へ。夫々の楽器の持ち味を活かし、更に切れ味の良いカスタネットが重なると気分はアンダルシアにひとっ飛び。

シカゴ交響楽団向けに作曲された”Anthology of Fantastic Zoology”。2015年初演という真新しい曲。
演奏前に指揮者による解説がありました。「何とこの曲ではティンパニ19台を使うのです」って、いやいやそれは冗談でしょう。さて演奏が始まると、新鮮な響きに皆グイグイと引き込まれていきます。

クラシック音楽の年代はとてつもなく幅広く、おそらく団員たちは何十回と繰返し演奏している曲も多いことでしょうが、近年の作曲家の最新作は皆さんとても真剣。大活躍のパーカッション、特にティンパニの激しい動きに大注目。演奏が終わると会場はWOW!と絶賛オベーション。

R. Strauss "Don Quixote" 小説「ドン・キホーテ」を題材にしたこの曲、独奏チェロがDon Quixote, 独奏ビオラがSancho Panzaの役として美しく奏でていきます。どちらも本当に美しく情景が目に浮かぶよう。

1927年開場のOrpheum Theatreはレトロなデコレーション。何度訪れても印象深い場所です。
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March, April and May [Music]

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合唱団の4月コンサートはBachというのは大きな勘違いで、実際は3/30。そして3週間後はVancouver Symphony Orchestraとの競演Riopelle Symphonique。

映像と音楽が織りなす空間Riopelle Symphonique。合唱部分はメロディというよりも楽器の一部となって激しくリズムを刻んだり、フランス語の歌詞、サンスクリット語のマントラとこれまた盛り沢山。歌うよりHornを吹きたい楽譜です。
練習を初めてみて様々な言語やAhhh、Ohhhhと音やリズムが続く曲は確か去年も歌ったような…とプログラムを確認すると、ああ、ありました。コンサート後はすっかり忘却の彼方に追いやられる曲だったのね。

去年乗り越えられたなら、今年もできるはず、とポジティブに。
まずは3/30のBachを楽しみましょう♪
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Debussy & Ravel [Music]

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Vancouver Symphony Orchestraのコンサートに行ってきました。大好きなRavelとDebussyを同時に聴けるという贅沢な演目。チケットはBlack Fridayの割引価格で購入したもの。日曜午後2時開演というのも嬉しい時間帯。

Ligeti: Concert Românesc
Ravel: Piano Concerto in G Major
Ravel: Alborado del gracioso 「鏡」第4曲 道化師の朝の歌
Debussy: La Mer 交響詩「海」

韓国出身の女性指揮者Shiyeon Sungのエネルギッシュな動きで演奏が始まりました。正確な右手の指揮棒に添えて細やかな指示を促す左手の動きに注目!オーケストラコンサートはつい演奏をしている気分で聴き入ってしまうので、リラックスしましょう。

初めて聴くピアノコンチェルトはモダンジャズのような煌びやかなテンポに乗って流れていくメロディに新鮮な驚き。Ravel?Gershwin?とプログラムを見直してしまった程。

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休憩を挟んでRavel「鏡」。同じ音符数でBachやBeethovenとは全く違う音楽を生み出す作曲家の創造力。不思議な世界が奏でられていく様はまさに万華鏡のよう。

Debbusy「海」
第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」第2楽章「波の戯れ」第3楽章「風と海との対話」
静かな水面が激しく波打ち、砕けていくような音楽の流れに身を任せて。

開演前のロビーでベビーカーを押している2人のママを発見。まさかベビーと一緒に聴くつもり?と思っているとやはり。そして予想通りベビーはピアニッシモの演奏中に声を上げていました。
ライブコンサートは演奏者の様子を見て楽しむと同時に体中に音楽を浴びることができる貴重な時間。そこに観客達の咳や色々な物音が入ってしまうのもライブの楽しみ、ということにしましょう。

只今のBGMは小澤征爾指揮のラヴェル。今日の指揮者とは違い全て暗譜で振っているのに感動です。

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Let's practice [Music]

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4月のコンサートはBach ”St. John Passion”。ソロと合唱との組み合わせによる約2時間の大曲。初演は1724年、Bach39歳時の聖金曜日。聖ヨハネ福音書の物語を題材にしています。

さてさて個人練習はパート別にドイツ語録音されているYouTubeや音源WEBを最大限に利用して。こんな感じでやってます。1分程の小曲を個別に練習でき、難しいドイツ語発音も聞き取れるので本当に便利。
私達の指揮者は音程はもちろんの事、発音を重視するので、苦手なTやR(RRRRRRって感じの巻き舌で)をこれでもか、というくらい派手に言い放つと少しは近づけた感じがします。

ある日目にした文章にハッとさせられました。
完璧にBachの曲を弾きこなした生徒の演奏を黙って聞いていた教師。演奏が終わると
「ところで君は神を信じるかね?」

Bachの曲は音符に含まれている要素が深いのです。ドイツの演奏家達によるビデオを見ると、イエスを捉える兵隊たち、処刑を要求する群衆の場面をそれは厳しく歌い、最後の合唱曲はまさに天に昇っていくような美しさ。
どこまで表現できるか、do my bestで臨んでいきましょう。
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Bach, again! [Music]

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次回合唱コンサートはBach, St. John's Passion. 約2時間に亘る大曲に挑戦です。
いつもは合唱団から楽譜を借りるけれど、今回は自分用のクリスマスギフトに購入。楽しんで練習していこうと思います♪

教会音楽だからラテン語かな、と楽譜を開いてみると、何とドイツ語
リズムは拾えても言葉がついていかない…気持ちをラクにして、頭を柔らかくして練習しましょう。

I play the notes as they are written, but it is God who makes the music.
J. S. Bach
私は書かれた通りに演奏しますが、それは神が創造した音楽なのです
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Sang at church [Music]

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1月2日より仕事開始。とはいえオフィスは12/25-1/1までクローズだったのでゆるやかに始動です。
夜はリベンジコンサート(笑)初めて訪れるHoly Name of Jesus Parish美しいチャペルに感動です。初めて訪れる教会では3つの祈りが叶うと言われています。上手く歌えますように♪
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最終練習、土曜日コンサートを欠席した人が参加。アマチュアグループならではありがちだけれど、雰囲気がガラリと変わってしまいました。さて本番はどうなることか?

なぜ教会なのか、このグループは教会音楽を主体に歌い、伴奏はパイプオルガンなのです。
プロではない私達は場所によって響きが変わると勝手が違い、慣れるまでに時間がかかります。が、そんなことは言っていられない! Do out bestで勝負です。

前回怪しく落ちそうになった曲は隣の人の不安定な音程に釣られてしまい危うく落ちかかり、でもポイントで復帰し何とか最後まで持ちこたえて。温かいチャペルの響きに包まれて無事コンサート終了。

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Thank you God.
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The Twelve Days of Christmas [Music]

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30日は海を渡った教会でコンサート。総勢8名+オルガニストのリーダーの小編成。乗りかかった船なので(既にフェリーに乗ってますが)歌うっきゃない!

Secheltを初めて訪れました。St. Hilda教会の入口には不思議な迷路が描かれています。中に入ると燦々と降り注ぐ光に照らされた木々が大きな背窓から見え、自然の美しさを活かした作りに感動です。
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小さな教会には開演30分前からお客さんが訪れ始めました。$5-15の寄付をよろしくお願いします、というにもかかわらず$50をポンと入れて行く人も多く、びっくり。コミュニティイベントを楽しみにしていることが伺われます。「間に合ったわ~」と息せき切っているおばあちゃまもいて何より嬉しい。

いよいよコンサート開始。美しいソプラノMarthaのリードで心地よく歌っていると、予想外の曲で危うく止まりそうになり皆大慌て。でも何とか終了。あの悪夢は一体何処から?

そんな危機を知らない皆さん、コンサート終了時には温かい拍手を送ってくれました。
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1月2日はバンクーバーでリベンジです。フフフ。
ご近所にお住いの皆さん、ぜひぜひお越しくださいませ
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