Holy hair, Halifax (5) [2023 Halifax]
心温まるアート鑑賞の後はフラリと海辺を散策。
Scotland出身者が多いHalifaxにはパブも多いけれど、夕方から気温が10℃以下に下がってきたので冷たいビールよりも温かいハーブティーが飲みたくなる気分。
輝く光は灯台から。Halifaxの語源は古語のHoly hairに由来されています。
VancouverとHalifaxは時差4時間。移動前に突然振られた仕事の緊急要件があり、時差のため夜9時までメール確認せざるを得ない状況に。テイクアウトディナーを抱えてホテルに戻りましたとさ。トホホ。
Thank you, Halifax!
Holy hair, Halifax (4) [2023 Halifax]
Nova Scotia出身画家Maud Lewis。幼い頃から重度のリウマチ症を患っていたMaudは母親から勧められて絵を描くことを楽しみに生きていました。後に彼女が描いたカードや作品が評判を呼び、販売するまでにこぎつけたのです。
映画「Maudie」で初めて知ったMaud。絵画教育は全く受けず、自身のセンスのみで生み出された作品はまるで子供が描いたような素朴なタッチ。
人間のようなまなざしの鹿。
夫Everettと暮らした小さな家は彼女の筆で色づけられていきます。
再び映画を観ました。まるでMaudが乗り移ったようなSally Hawkinsの熱演が心に染みます。
Holy hair, Halifax (3) [2023 Halifax]
2日間の会議終了後はたっぷりと自由時間。別レクレーションに出かけた同僚達、別グループでのディナー組、等々皆夫々に分かれて。私は1人のんびりとArt Gallery of Nova Scotiaへ。こちらは木曜午後5時以降無料なのです。フフフ。
開催中のGenerations: The Sobey Family and Canadian Art はカナダ先住民家族の歴史や建国時の状態等を描いた作品が並びます。パワフルな作品からつましく暮らす彼等の家の状態等を垣間見られる貴重な機会。
カナダ各州出身者の作品も多く展示されています。こちらはメイプルシロップ収穫を描いたもの。
1967年Manitoba州 吹雪の後の風景。
都市というよりも自然と共に生きている人々の暮らし。各州様々な特徴があり、カナダを一言で簡単に括る事はできないのだな、と改めて感じました。
Holy hair, Halifax (2) [2023 Halifax]
レクリェーション好きな同僚が予約したのはCaptured Escape Rooms2部屋内の施錠された鍵を全て開けるゲーム。制限時間は60分。閉じ込められた10名の私達、ゲーム開始と共に「で、戦法は?」と言う声を無視してバラバラに行動開始(笑)部屋内のヒントはかなりひねりまくっていて既に諦め状態の人、必死に意味を解読して数字を見つけようとする人、やたらと騒ぐ人、と性格丸出し。これはチームビルディングイベントにもよさそう。強力な2人が別アポイントのため途中で抜けてしまい残された8名はトホホ状態。部屋内に設置されたモニターに向かって手を振ると新たなヒントが表示され、それを元に1つ、2つと開錠して。
あっと言う間の60分、8名の頭を集めても全部は開けられなかったのです。
スタッフによる残されたヒントを聴くとWhaaat? と皆大騒ぎ。いやいや完全お手上げだけど面白かった~。
頭を使いまくった後は皆でレストランへ。この日は別部門がスポンサーとなってくれたので皆バンバン注文。Halifaxと言えばシーフード!私はSeafood platterを。大ぶりなロブスター、ホタテ、エビのグリルが野菜と共に登場。
甘目のソースが残念だったけれど有難く頂きました♪
大柄なStwartはアペタイザー、メイン、更にデザートとフルコースで大喜び。小柄なJessicaはアペタイザーのみ、と皆夫々自分の好きなものを好きなだけ大いに楽しみました。
同僚達と共に食事をする機会は1年にほんの数回。リモートワーク体制となってからは出勤日も皆異なるので数か月全く合わない人もいる中、貴重な一時を過ごしました。
ある本によると「人が幸福を感じるのは、友人だけでなく、同僚に恵まれること」
確かにそうだわ。
Thank you, guys!
Holy hair, Halifax (1) [2023 Halifax]
カナダ研修医プログラムアシスタント会議のため東海岸Halifaxに行ってきました。毎年開催地が変わるので会議そのものよりも旅行気分が先立ってしまう私達、フフフ。
バンクーバーより空路約6時間、Halifax空港午前1:30着。約5時間程眠って朝一のセッションに参加。
同僚達の殆どは前日または別日に既にHalifax入り。2日間の会議は全体セッション、選択可能なワークショップに分かれ、テーマは専門ソフトの有効活用、カナダ専門医協会の評価制度から日々の業務に寄り添ったコミュニケーション、ダイバーシティ、医学部、病院におけるサステナビリティ等々。
私の勤めるUBCでは73研修医プログラム、更に専門医プログラムと分かれているので別部門の人々と知り合う機会は少ないのです。COVID-19後はZoomで簡単に集まることができるようになったのはメリットですね。
会議から解放された後はダウンタウンから海岸沿いを散歩。黄昏時のやさしい光に包まれて。
ロマンチックに…ではなくワイワイと同僚達とおしゃべりしながら歩くのも楽しい一時。