2018 Tokyo (15) [2018 Tokyo]
毎回日本に帰る度に気づきと発見があります。
都バスに乗ってきた小学生の男の子たち。制服を着ているので私立学校に通っているのでしょう。会話もちょっと賢く面白く。
「自業自得っていうのは悪いことをしたら自分に跳ね返ってくる、ってことなんだよ」
「えっ? 自動自得?」
「ハハハ」
「ねぇねぇ、貴様って呼ばれるのとおきさき様って呼ばれるのと、どっちが好き?」
「うーん、おきさき様かな」
「じゃあお前は女なんだよ」
「ハハハ」
どちらもかなりポイントをついていて思わずくくっと笑ってしまいました。
とあるデパートのコスメ売り場のディスプレイ。キャンディのような華やかさにひかれて写真を撮っていると「すみません、写真はお断りしているのです」とやんわりと注意されてしまいました。
どこかの国の観光客になってしまった自分がいたのです。
これは何でしょう? 美術館ショップで見つけたChips。その名の通りポテトチップスの形をした靴ベラ。これはコンソメ味ヴァージョン。ダーリンへのお土産に。
そして気になったことをいくつか。
まずは「おしぼり」。スターバックスでもカフェでも必ず渡されるパックされたおしぼり。必要な人のみがペーパーナプキンを利用するシステムに変えればゴミも削減できるでしょう。
プラスチックバッグ(ポリバッグ)の多さ。
たった1本のペットボトルを購入しても、すかさずポリバッグに入れてしまう日本の習慣。要らないモノは削除するべきでしょう。でも慣習を離れることは少し勇気がいるでしょうね。
そして自分自身への発見。
以前当たり前にしていた習慣を忘れていることにハッとしてしまったのです。
和食レストランでランチをとっている際、湯呑を片手で持ち、お茶を飲んでいると目に入った正面の女性の仕草、片手を湯呑の底に添えているのです。あっ、と気づいた時は既に遅し。
更に隣の女性達は割りばしの紙包みで箸置きを作っていたのですが、私は何もせず。ああ、以前はまず箸置きを作っていたっけ。
日本人の仕草を忘れつつある自分に愕然。そしてそれは無くてもよい習慣であると客観的に思える自分もいるのです。
色々な人達との会話の中から、この先自分はどう生きようかと改めて考えるきっかけにもなりました。
日々感謝を忘れずにゆるやかに前進していきたいと思います。
2018 Tokyo (14) [2018 Tokyo]
東京最後のディナーは銀座で。「カジュアルでワインを楽しめる場所がいいな」とお願いしたところグルメな友人が予約してくれた「パリのワイン食堂」。予約時間よりも早く到着した私達でしたが、快くテーブルに案内されました。
「本日のおすすめ、ワカサギのから揚げです」とセールスもぬかりなく。美味しそうだったので注文
スパークリングワインから始まるディナー。お料理も次々と運ばれてきました。夏らしく真鯛のカルパッチョ。
豚のロースト。彼女はカナダ産オマール海老。
オペラ、歌舞伎、映画、美術鑑賞と興味が似ているので話は尽きません。そして東京の変化を日々体感している彼女との会話はとても刺激的。
忙しいところ時間を作ってくれてありがとう。また会う日を楽しみに♪
2018 Tokyo (13) [2018 Tokyo]
今回の宿泊場所は品川駅近く。初めて泉岳寺を訪れました。山門の裏側にそびえる松も見事。
討ち入りで命を落とした四十七士のお墓に手を合わせて。珍しい花びらの紫陽花が風に揺れていました。
大内良雄の辞世の句
あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし
極楽の 道はひとすぢ 君ともに 阿弥陀をそへて 四十八人
2018 Tokyo (12) [2018 Tokyo]
銀座でオムライスを食べよう!と入ったお店。案内された席の隣に座っていた女性がタバコに火をつけ始めました。ああ、ここは喫煙席。残念ながら禁煙席は満席とのこと。店を後にし偶然見つけた場所は和光ティーサロン。全席禁煙です♪ メニュー価格は少々高めだけれど、禁煙空間に払うものと思えば納得です。
ユニフォームに身を包んだ清楚なイメージのウェイトレス達。昨年訪れた銀座ウエストもそうでしたが、採用時に厳しく人選しているのでしょう。柔らかく丁寧な物腰で客に応対していきます。
選んだのはセットメニューのクロックムッシュー。チーズの味が濃厚で「これは!」と唸りながら噛みしめました。写真は光の加減で暗くなってしまい残念。
デザートは2種より選べます。さっぱりとした口当たりのカシスシャーベットを。
そしてコーヒー。何と可愛らしいポットに入って登場。小さなカップもお洒落。
周りは女性客が殆ど。母娘、友人達と皆それぞれの時を楽しんでいます。何と客が去った後ウェイトレス達はテーブルクロスを1回毎に交換しています。ああ、東京のサービス
優雅マダムな時間を過ごさせて頂きましたでございます。(あらら、日本語ももつれて…)
ユニフォームに身を包んだ清楚なイメージのウェイトレス達。昨年訪れた銀座ウエストもそうでしたが、採用時に厳しく人選しているのでしょう。柔らかく丁寧な物腰で客に応対していきます。
選んだのはセットメニューのクロックムッシュー。チーズの味が濃厚で「これは!」と唸りながら噛みしめました。写真は光の加減で暗くなってしまい残念。
デザートは2種より選べます。さっぱりとした口当たりのカシスシャーベットを。
そしてコーヒー。何と可愛らしいポットに入って登場。小さなカップもお洒落。
周りは女性客が殆ど。母娘、友人達と皆それぞれの時を楽しんでいます。何と客が去った後ウェイトレス達はテーブルクロスを1回毎に交換しています。ああ、東京のサービス
優雅マダムな時間を過ごさせて頂きましたでございます。(あらら、日本語ももつれて…)
2018 Tokyo (11) [2018 Tokyo]
まだまだ東京の食べ物、飲み物の話題が続きます。笑。
コンビニで気軽にアルコールを購入できる日本。まずはビール。そしてサラダ等があれば軽い夕食に。
色々と変えて買ってみました。GRAND KIRIN WHITE。柑橘系の爽やかな味わいでおススメです。
そして暑い夏に欠かせないのがキーンと冷えたコーヒー。駅ホームの自動販売機で購入したPremium BOSSは本当に美味しかった♪ 流石BOSS!
BOSSって美味しいよね~ といっぱしの日本通のダーリン評。
2018 Tokyo (10) [2018 Tokyo]
日本の友人達と会う時のレストラン選びは「インド料理以外で、禁煙でヨロシク」といつもお願いしています。ワインを飲みながらの会話の中で無印良品のカレーは美味しい、という話題になり翌日早速行ってみました。
こんなにあるのです!ゴア料理のChicken Xacuti、我家の定番Dahlも。と写真を撮っているところにダーリンからTelが。
「今何してるの?」
「MUJIでカレーパックを見つけたよ。種類が沢山あってすごいよ~。」
「じゃあいくつか買っておいで」
東京でカレー買いです。笑。
カナダに帰るとインドな友人達に写真を送って「MUJIのカレーは美味しい!」と宣伝中。
2018 Tokyo (9) [2018 Tokyo]
1年に1度、4日間だけ開催される新橋芸者衆の祭典「東をどり」。エンタメ好きなお友達に誘われて観に行ってきました。
パンフレットに「新橋の芸者はよく稽古をする」とあるように、素晴らしい舞の数々。普段は一見さんお断りの世界を豪華に覗かさせて頂きました。
幕間のロビーで撮影に応じる芸者衆。一見皆同じに見えてしまいますが...
金の帯も豪華に。
踊りだけでなく、三味線や太鼓等の楽器、ゲームのような宴会芸、客をもてなす会話術等々机上では学べないことを日々磨いているのでしょう。俳句もひねるのです。
浅草に近い街で生まれ育った私、当時は料亭や芸者衆も多かったけれど、今では無くなってしまったよう。そんな昔を思い出しながらの楽しい時間でした。
2018 Tokyo (8) [2018 Tokyo]
気の置けない友人達とのディナーは御茶ノ水駅近くのワインダイニング。シェフ1人で切り盛りしているこじんまりとした場所。今日のお勧めは? と気軽に尋ねられるのも嬉しい空間。
サービスとしてキャロットラペとしっかりした味わいのイチゴが運ばれてきました。イチゴ、ヘタをきちんと切り取ってあるのです。素晴らしい!
シェフお勧めのシェル&チップス。蒸された5種類の貝と香ばしく揚がったポテト。これはイケます。
続くはホタテ。野菜たっぷりで美しい。
旬のホワイトアスパラ。厚切りベーコンと卵を添えて。半熟卵を崩しながら食べていくのです。
1品1品の量が4人で分けるには丁度良いのでバンバン頼みましょう。お次はフォアグラソテー。インカポテトサラダの上に。
パスタも食べました。ホタルイカが入っていて嬉しい。
そうそう、アヒージョも。
気づけば先客は既に店を出てしまい私達のみ。友人の1人はシェフと色々話しこんでいるし、すっかりお馴染みさんのような雰囲気に。
また訪れたくなる場所となりました。ありがとう~。
2018 Tokyo (7) [2018 Tokyo]
東京ミッドタウン内のサントリー美術館「ガレも愛したー清朝皇帝のガラス」展。ショップには立ち寄ったことがあるけれど、中に入るのは初めて。整然とした館内、歩きやすい広さでいいですね。
清朝の時代ー1600年代に皇帝が紫禁城内にガラス工房を設置したことから多くの美しい作品が生まれていきます。ガラスと言えば透明なものばかりと思っていた私、こっくりと濃い色合いの不透明な作品にびっくり。撮影可能な場所があったのでいくつか撮ってみました。
これもガラスなのです。
紀元前よりガラスの文化があったという中国。昨今のチャイニーズと言えば悪い印象しかないけれど、長い歴史、文化のある国々の人々を簡単に批判してはいけないな、と反省。
その後銀座に出向き、どっと押し寄せる中国人観光客軍団に遭遇し、あっという間に前言撤回 笑。
六本木 サントリー美術館
ガレも愛したー清朝皇帝のガラス 展
7月1日まで開催
2018 Tokyo (6) [2018 Tokyo]
梅雨前の東京は穏やかな天気、と言いたいところですが、ドライなバンクーバーからの一時滞在、その湿度の高さに毎日汗だくで歩いていました。紫陽花の青さにホッと一息。
都バス内のお母さんと子供の会話が耳に入ってきました。
「お腹すいたね~」
「そうだね。今日は寒いからお鍋にしようか」
ええっ、お母さん、私十分暑いです! と言いたかったのをぐっとこらえて。
さてさて、再会を楽しむ中、新たな出会いがありました。マダム御用達のレストランでの一時。メニューはシェフお任せの贅沢時間。素材を活かした珍しいお料理もさることながらワインも現地から取り寄せたものばかり。なんとも至福の一時です。美味しいお料理とお酒があればこの世は天国♪ そんなフレーズがありましたね。
中でも感動したのは食後酒。ハーブの効いたお酒に氷を入れて。スッキリとした味わいで飲みが進んでしまいそう。笑。
素敵な出会いに感謝です。
Every day is a new day. Thank you for every single moment.