Where is the faith?

炎に包まれている教会を見るのは身を切られるように辛い。けれどその要因がCatholic communityであるとしたら？

カナダ政府は約120年間に亘り先住民の子供たちへの教育施設として寄宿学校制度を設置、約6割がカトリック教会によって運営されました。
その歴史は16世紀に遡り、当時の首相は教会とヨーロッパ移民との共存社会を生み出すべく先住民や奴隷達を無視する体制をとっていったのです。

子供達は家族と離され、彼等独自の文化や言語を使う事を禁じられ「教育」という名の下、実際は体罰や言葉の暴力が頻繁に行われ肉体的、精神的に追い詰められていったのです。現存する卒業生たちはトラウマに悩まされ、公的の場で語ることを避けている人々も多いとのこと。

この数か月間でBC州で215件、Saskatchewan州で751件の無名墓がResidential School跡地で発見。これはほんの始まりであるとも言われています。

過去を変えることはできないけれど、政府及びカトリック教会は謝罪だけでなく今後どのように対処していくべきかを表明すべきでしょう。さもないと罪のない人々が集う教会が標的になってしまうから。

Have mercy on us, O Lord.

コメント 2

凄い話が出てきたのですね、、、。絶句してしまうほど多くの子供達が命を絶ったのですね。貴重なお話を聞かせてもらいました。ありがとう。
カナダの山火事とヒート現象、ニュースで見て心配していましたよ。
Cecileさんは守られていますから、ね。
by ラパン (2021-07-03 15:15) 

ラパンさん
あたたかなメッセージをありがとうございます。
原住民の人々の辛い過去はカナダ政府が発端というのも悲しい現実。さらにカトリック教会も携わっていたというのですから。
カナダの山火事発生数、日々更新されているのです。最小限に食い止められるように祈るばかりですが、ヒート現象と飛び火は防げないから。

by cecileyvr (2021-07-05 04:01)