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Through their eyes [Movies]

子供の視線は大人とは違い、ためらいなく真っ直ぐに見つめる事が多いようです。時にそれが予想外の展開になることも知れずに。

偶然にも子供が関わる映画を続けて観たのでご紹介です。
The Children's Hour (1961)
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学生時代の友人同士KarenとMarthaは女子生徒のみの私立寄宿学校を設立し日々忙しく過ごしている。大富豪で学校に対して影響力のある祖母を持つ生徒Maryはその権力をふるってクラスメートに大胆な態度をとっている。ある彼女の嘘をきっかけに大人達の世界が壊されていく。

60年前のこの作品、当時レスビアンは違法でした。その疑いは法廷に持ち込まれ悲劇的な結末に。
Audrey HepburnとShirley MacLaineの豪華キャスト。若さ溢れる彼女達の演技が新鮮。
いかにも悪ガキのMaryのその後の人生が気になるところ。

The Taste of Pho (2019)
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ポーランド・ワルシャワに暮らすベトナム移民の父と娘の物語。
ベトナム料理店で働く父は妻亡き後、登校前の娘のスカートにアイロンをかけ、お弁当を作り、とかいがいしく世話をしている。雇い主のベトナム帰国に伴い、店は新オーナーに代わり、ベトナム料理から寿司、タイ料理とアジアミックスの店に変貌。
異国での生活、仕事へのストレス、そして娘は「この国ではコメを食べている人なんていないここはベトナムじゃない」と反抗期。

言葉少なに懸命に働き、娘を世話する父は声を荒げることなく自己を抑制して過ごしているのが、却って心に響きます。
ストーリーには関係ないけれど、気になったのはお寿司の握り方。
おにぎりのようにギューッとご飯をまとめ、サーモンの切り身を上からまたまたギューっと押し付ける。これはいけませんね。
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