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King: A Life [Books]

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1968年に暗殺されたMartin Luther King Jr.の伝記 "King: A Life".
バプテスト牧師の父の元に生まれたJrは幼少の頃から人種差別の扱いを受けて育つ。聖職者の道を選んだ後も公民権運動のリーダーとして全米各地に出向き、人々に影響を与えていく。それは決して明るい日々ではなく、彼だけでなく家族までも危険にさらされ、自身はうつ病、過度のアルコール摂取、暗黙知のセックススキャンダルもあったという事実も綴られています。
彼がいかに強力な指導者だったという事と同時に妻のCorretaの強さを初めて知りました。Jrが暗殺された後は彼の意志を継いで人権運動に取り組んでいきます。

1963年8月28日で発表されたI have a dream スピーチは60年後の今も尚心を揺さぶられます。


果たして60年後、世の中は変わり、彼の夢は叶えられたでしょうか?
歴史を変える事はできないけれど、もしケネディ大統領兄弟、キング氏が暗殺されずに生存していたらアメリカはどのように変化していたでしょう。

長編かつ読み応えたっぷり。オバマ元大統領2023年夏の読書リストの1冊でもあります。
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