Spring in Tokyo (10) [2015 Tokyo]
日本に行くならぜひ観たい!と思っていた映画Dior and I。インターネットで調べてみるとBunkamura ル・シネマでの上映。予約済みのチケットを握り締め再びダッシュで渋谷に戻り、開演時間ギリギリで席につく。
老舗ファッション・ブランド Christian Diorのデザイナーとして2012年に就任したRaf Simonsの初コレクション発表のドキュメンタリー。
2005年から7年間Jil SanderのデザイナーであったRaf. 全く異なる路線の服からファッション業界で65年間君臨し続けるDiorに飛び込んだ彼の大冒険はアトリエで働く人々との出会いから始まります。この映画ではアトリエに初めてカメラが潜入し、経験豊かなお針子達(中には勤続40年以上という人も!)、デザイナーの意図を汲み取り、平らな生地から3Dのドレスやスーツに仕立て上げる人々の姿が映されます。
寝る間も惜しんでビーズを縫い付け、Rafのダメだしに1からドレスを作りなおす職人達。そして出来上がり、モデルが身にまとった時の喜びはRaf以上。彼等なくしてはブランドも成立しないのです。
Rafを支えるアシスタントのPeter が抜群の手腕を発揮し、芸術家肌のRafと実直な職人達との間を調整していきます。未知の世界であったオートクチュール。こんなにも多くの人々によって成り立っているのですね。
とても興味深いドキュメンタリーです。
2015-04-17 15:00
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
おぉー、いろいろと東京在住の私より早く見てしまっているではないの。
このDiorの映画もルーブル美術館展も見る予定リストに入れているけど、まだの私。どちらも高評価ね。楽しみだわ。
それにしても食に美に芸術に、短期間で存分に楽しんだって感じで何より。
by いっこ (2015-04-17 23:15)
ははは~ 文化的イベントの少ないバンクーバーからの反動で(笑)思いっきり楽しんできました。
ブログ、続きもおっ楽しみにぃ~♪
by cecileyvr (2015-04-18 11:33)