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A Midsummer Night's Dream [Music]

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昨夜のVancouver Symphony Orchestrahaのコンサートはシェークスピア原作「真夏の夜の夢」を主題としたMendelssohnの曲。弦楽器のささやくような細かいフレーズに妖精たちが楽しそうに飛び回っているような雰囲気が醸し出されます。ソプラノソロ、コーラス、そして有名な「結婚行進曲」もあり、盛り沢山な演奏でした。

休憩をはさんで指揮者Otto Tauskの解説がありました。
「次に演奏するワーグナーは有名な作曲者ですが、当時ドイツで一番有名だったのはメンデルスゾーン。自信に満ちた彼は自分の作品の評価をメンデルスゾーンに求めましたが、返事はこなかったのです。これがまた問題で」とユーモアたっぷり。
ワーグナーのオペラはどの作品も長丁場の作品。この夜演奏されたのは四夜に亘って繰り広げられる「ニーベルンゲンの指輪」より抜粋
Dawn and Siegfried;s Rhine Journey
Siegfried's Death and Funeral Music
Brunnhilde's Immolation

Brunnhildeを歌うソプラノは大編成オーケストラに負けない声量と共に繊細な美しさも求められる至難の役。この夜のソプラノはまさに重量級で観客を魅了。対するオーケストラの響きはやや軽く、もっと厚みと幅があったらよかったのに、と思ってしまいました。
それでもほんの一部だけでもこの大曲を生演奏で聴くことができたのはラッキーでした。
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