Russian or German? [Movies]
ロシア語とドイツ語映画を見ました。言葉を超えるカルチャーの違いも興味深いものがありました。
まずはBeanpole (2019) 2019年カンヌ映画祭「ある視点」受賞作です。
第二次世界大戦後のレニングラードの軍医療機関で働くIyaは息子Pashkaと暮らしているがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を持つIyaは時折意識を失い、誤って息子を死なせてしまう。友人Marshaが戦地から戻るが、実はPashkaは自分の子であることを告げる。
彼女の息子を死なせてしまった事実を説明できないIyaはMarshaに借りを作ってしまう。2人は一緒に暮らすことになるが、友情の底にある憎悪というか、何を考えているのか全く分からない謎のMarsha.彼女がニヤリとほほ笑むだけで戦慄が立つほどの存在感。
彼女等の戦争は静かに続くのです。
Loveless (2017) 2017年カンヌ映画祭審査員賞
こちらもロシア語作品。ZhenyaとBorisは愛のない結婚生活に終止符を打ち、アパートの売却を進めている。夫々愛人との新生活を夢見ていて1人息子Alyoshaには全く無関心。彼がドアの陰で泣いていることも全く気付かないZhenyaは「いつも泣いてばっかりよ」と他人に愚痴を言うほど。
そんなある日学校からAlyoshaの欠席が続いていると連絡が来る。友達やありとあらゆる伝手をたどってみても見つからない。警察を通じて捜索が開始される。
「こんな時になぜいなくなるの!」といら立ちを隠せないZhenyaの心が少しずつ変わっていくように見えたけれど、結末は誰にも分からないのです。
How About Adolf? (2018)
ドイツ・ボンに住むStephanとElizabeth夫妻は友人のReneとElisabethの弟Thomasディナーに招く。もうすぐ父親となるThomasに皆子供の名前を尋ねる。ジョークでAdolf(ヒトラーのファーストネーム)と言ったところから3人は大激怒。特にStephanは壊れたように怒りまくる。
そこへAnnaが遅れて到着。ディナーはどう展開するのか? そしてReneの告白に一同は蒼然となる。
普通に話していても強い語調のドイツ語。それが喧嘩となると更に倍増。Elizabethの切れまくりには大爆笑。爽快でした。
まずはBeanpole (2019) 2019年カンヌ映画祭「ある視点」受賞作です。
第二次世界大戦後のレニングラードの軍医療機関で働くIyaは息子Pashkaと暮らしているがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を持つIyaは時折意識を失い、誤って息子を死なせてしまう。友人Marshaが戦地から戻るが、実はPashkaは自分の子であることを告げる。
彼女の息子を死なせてしまった事実を説明できないIyaはMarshaに借りを作ってしまう。2人は一緒に暮らすことになるが、友情の底にある憎悪というか、何を考えているのか全く分からない謎のMarsha.彼女がニヤリとほほ笑むだけで戦慄が立つほどの存在感。
彼女等の戦争は静かに続くのです。
Loveless (2017) 2017年カンヌ映画祭審査員賞
こちらもロシア語作品。ZhenyaとBorisは愛のない結婚生活に終止符を打ち、アパートの売却を進めている。夫々愛人との新生活を夢見ていて1人息子Alyoshaには全く無関心。彼がドアの陰で泣いていることも全く気付かないZhenyaは「いつも泣いてばっかりよ」と他人に愚痴を言うほど。
そんなある日学校からAlyoshaの欠席が続いていると連絡が来る。友達やありとあらゆる伝手をたどってみても見つからない。警察を通じて捜索が開始される。
「こんな時になぜいなくなるの!」といら立ちを隠せないZhenyaの心が少しずつ変わっていくように見えたけれど、結末は誰にも分からないのです。
How About Adolf? (2018)
ドイツ・ボンに住むStephanとElizabeth夫妻は友人のReneとElisabethの弟Thomasディナーに招く。もうすぐ父親となるThomasに皆子供の名前を尋ねる。ジョークでAdolf(ヒトラーのファーストネーム)と言ったところから3人は大激怒。特にStephanは壊れたように怒りまくる。
そこへAnnaが遅れて到着。ディナーはどう展開するのか? そしてReneの告白に一同は蒼然となる。
普通に話していても強い語調のドイツ語。それが喧嘩となると更に倍増。Elizabethの切れまくりには大爆笑。爽快でした。
2021-01-05 17:00
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