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Music [Thoughts]

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ソリスト、ジュニアオーケストラ、ジュニアコーラスとの共演コンサートは1927年設立のOrpheum Theatreにて無事終了。
リハーサルでは少々危うい箇所もあったけれど、本番は皆笑顔で歌い終えました。
何といっても素晴らしかったのは16歳のコンサートマスター少年、そしてジュニアコーラス担当のベテラン指揮者は2階席よりステージ上の指揮者の動きに合わせて完璧にリード。流石でした。

ステージの立ち位置、今回は最前列でCOVID-19制限下のプラスチックパネルの真ん前。指揮者もパネル越しに見るので少々歌いづらかったのは残念。2022年4月の次回コンサート時にはパネルが取り払われているように願うばかり。

またまた裏話を。

毎回立ち位置が微妙に変わるので、普段の練習とは違う人々の声を近くで聴くことになります。
昨夜の後列はシニアメンバーの面々。先日ブースターワクチンを打ったということなので70歳以上の人々。杖をついて段差をゆっくりと上がり、曲の切れ間にはお疲れのようで思いっきりため息をつき、ミスも多い。それでも参加しているのです。

団員は2年毎にオーディションを受け、声の状態を指揮者と確認しますが、昨年の練習、コンサートをZOOMのみで過ごしたので今年は多少緩やかにした様子。
以前の私だったら「歌いこなせないのなら参加するべきではない!」と強く思っていたけれど波乱の2020年を過ごして考え方が変わりました。
それは音楽がいかに人生にとって欠かせないものであるかをこの上なく実感したから。

アマチュア演奏家の端くれとしては、可能な限り演奏に参加したい。シニアメンバーの人々も同じ気持ちなのでしょう。

でも$10-20という価格ではないチケットを購入して聴きに来てくれる観客に対して満足できる演奏ができるかどうか? 自己満足だけでは成り立たないのです。

せっかく参加しているのだから、ベスト状態で臨んて行きたいと思います。

Music is enough for a lifetime, but a lifetime is not enough for music.” – Sergei Rachmaninoff
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