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Tokyo 2023 (7)  [2023 Tokyo]

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いつも都合が合わず、最後に会ったのはいつか思い出せない程ご無沙汰していた友人と連絡がつきました。「よかったらウチに来る?」と嬉しいお誘いに2つ返事でOK!「白ワイン1本だけ持ってきて。後はどうぞお気遣いなく」という直球メッセージに彼女らしいな、と微笑んで。
日本では海外諸国のワインが手軽に購入できるので、まずはBIG Cameraへ。侮るなかれ、お手頃価格から高級品までの品揃えなのです。カナダではあまり見かけないフランス・ロワーヌ地方Sancerre wineを持って行くことにしました。

地図を見ると私の滞在しているホテルから徒歩圏。10分程迷いつつ到着すると冷えたシャンパンとアペタイザーが用意されていました。
食品業界に勤める彼女はワインに詳しく、日本国内のレストランや料理店のシェフを招いて料理セミナーを開催する等の企画担当。最近の食傾向や価格上昇等々話は盛り上がります。
レモンの風味が効いたクスクスの後に続くはチキン・クリームソース煮込み。アスパラと共に。
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「次はバンクーバーかな?」と再会を願って。

別の日には高校時代の友人とディナー。

高校時代のブラスバンド仲間K君と結婚した彼女は2人の息子さんに恵まれ、毎年家族旅行の写真を年賀状に載せてくれるのが楽しみでした。2019年1月1日朝、恩師と別友人からほぼ同時メールを入手。何だかよからぬ予感が…K君が亡くなったとの知らせでした。
その後同期グループ数名で会ったものの、今回はゆっくりと話を聞きたかったので2人きりのディナー。彼女の仕事場に近いBrasserie Paul Bocuse Ginzaへ。
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リヨンのスペシャリテ ピスタチオ入りソーセージのブリオッシュ 鴨のテリーヌ カンパーニュ風.

「ワインを飲めたらもっと人生が楽しめるかもね」と乾杯のスパークリングワインでほろ酔い状態の彼女、元気そうでよかった。お料理の美味しさもさることながらおしゃべりに花が咲きます。
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メインは2人共にプロバンスの香る夏鱈のポワレ。
「美味しいねぇ」としみじみと。約5年間闘病したK君を支えたのは彼女の決意と優しさだったのです。じっくりと彼女の話に耳を傾ける機会ができて本当に良かった。
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クレームダンジュ クレームダンジュ カシスのソースとオレンジコンフィチュール。
彼女のように爽やかなオレンジの風味が口いっぱいに広がりました。

友人とは代えがたい財産です。
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