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All the Sinners Bleed [Books]

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過去数十年において殺人事件はわずか2件という平和なVirginia州Charonにて黒人初の保安官として働くTitus Crown. 就任1年後に地元の人々から信頼されている教師が元生徒によって襲撃され、そして彼はTitusの同僚に撃たれる。
Titusと部下達は事件を調査するうちに、隠された恐るべき殺人事件を発見、その犯人を追う事に。
平和な街に埋もれていた恐るべき事実が広まるにつれ、白人コミュニティと黒人コミュニティとの差が表面化しTitusへの噂や評価も口伝に流れていく。犯人はどうやら地元の教会と関係があるらしいことを突き止めたTitus自身は子供の頃に母親を亡くしたトラウマを封じており、事件を追及していくにつれ様々な感情、FBIエージェントとして勤務していた過去と闘うことに。

最初の数ページから直ぐに惹きこまれたこの本、FBIエージェントとしての訓練を受けているTitusの鋭さが物語を深めていくと同時に生身の姿のギャップも語られているのが共感を呼びます。
殺人事件や犯人とのコミュニケーションに聖書の一節が絡んでくるのが恐怖心を掻き立てていきます。

読み応えたっぶりの内容に大満足。同じ著者の別作品を早速図書館に予約しました。
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