SSブログ

Audition [Music]

20220517_192546_resized.jpg

私が所属している合唱団では2年に1度オーディションを受ける事が条件ですが、2020年3月から始まったCOVID-19制限下でのZoom練習、そして2021-2022年シーズンはマスク着用でのコンサートという状況だったので省略されていました。

「皆がどのような状態になっているのかを確認したいので、今シーズン最後のコンサート後に全員オーディションを設定します」と指揮者の指示。約60名の団員全員が参加するので1人当たり約5分。2週に分けて行います。
課題曲は4月のコンサートで歌った(私は具合が悪くてパスした)Bach Mass in B minor。半音階で動く超音程取りづらい箇所が課題。そしてもう1曲は当日配られる初見の楽譜。
いつもは長いものに巻かれて歌っている私、1人っきりで指揮者の前で歌うのは訳が違います。まるで面接試験を受けるような気分。

部屋に入るとピアノ伴奏者、指揮者、副指揮者、ディレクター、ボイストレーナーが出迎えてくれました。ウォーミングアップから私ってこんなにか細い声だったの?と既にトホホ状態。

さて気を取り直してBachです。途中息切れして途切れそうになりながら歌い終え、次は初見の楽譜。音程が今一つだったけれどリズムははめる事ができたかな、といううちに終了。
"Well done! Have a great summer!"といつもの調子で持ち上げてくれた指揮者に感謝。

控室に戻ると別団員が「どう?どうだった?思いっきりナーバスだわ~」と矢継ぎ早に質問攻め。
大丈夫よ、Good Luck!と励まして出口に向かうと丁度入ってきたWendyとバッタリ。
かなり高齢の彼女、最近の練習では歌う箇所を探すのに周りの人々の手助けが必要な程健忘症が始まっていたのでどうするのか、と思いきやオーディションを受けるとは…引退はまだ先のよう?
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。