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Movies [Movies]

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ドキュメンタリーや事実に基づく話はのめりこんでしまいます。

TINA (2021)
レイヤードヘアーにピンヒールでステージを所狭しとパワフルに動きまくるTina。約50年のキャリアの陰の彼女の人生が語られていきます。

Writing with Fire (2021)
インド・ヒンドゥー教徒における階級制度、カースト制度は1950年に廃止されたものの、今も尚根強く残っています。4分類に属さない不可触賎民はDalitと呼ばれ現在約1億人。Dalitの女性達が主催する新聞”Khabar Lahariya”は現在デジタル化されスマートフォンによる取材、YouTubeへのアップで視聴者拡大中。その女性ジャーナリスト達を追ったドキュメンタリー。
女性に教育は必要なし、むやみに教育があると結婚に不利、と言い切る女性の父親(彼は7歳で結婚)。階級差の婚姻は認められないカーストは一生背負っていくものとつぶやく女性。自宅にトイレの無い人々の取材を終えて夜遅くに帰宅し、土の床にしゃがんで野菜を切り、小さなコンロで調理する彼女等。この映画が発表されて彼女達の生活は改善されるのか? むしろ別階級から迫害や脅迫が及ぶのでは、と心配になってしまいました。

フランス映画は人間の心理を細かく描写している作品が多く、その辺を歩いていそうな俳優達の自然で個性的な演技に惹かれます。

Hors normes (2019) 病院から手放された自閉症の子供達を社会生活ができるようボランティア支援していく人々の物語。24時間休む暇なしのBrunoを演じるVincent Crochon、いい味出していますね。
この人Juste la fin du monde で感情をコントロールできない激しいお兄さん役でしたね。

Un Triomphe (The Big Hit) (2020)
元役者Étienneは未経験の囚人達に演劇「Waiting for Godot」を練習し演じることに取り組んでいく。心が荒んだ囚人達が素直に従うわけはなく、その道は困難ばかり。彼等は発表できるのか?

懐かしい映画も楽しみました。
Shakespeare in Love (1998)
大好きなこの映画を何度観たことでしょう。そして今回もやっぱり大満足。Queen Elizabeth役のJudi Denchに惚れ惚れ。

The Talented Mr. Ripley (1999)
同名のサイコスリラーを元にしたこの作品、Matt Damon, Jude Law, Gwyneth Paltrow, Cate Blanchett
の豪華メンバーの共演です。同じ原作でもAlain Delon出演 ”Purple Noon”とは趣向が少々違うのも興味深い。あちらは何と言ってBGMに泣かされますね。
こちらは最期まで殺人が止まらなくなってしまう怖さが続きます。次は誰?と。
Cate Blanchettはこの頃よりチラリと出るだけで怖いオーラが広がるのが素晴らしい。
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