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Movies-1 [Movies]

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この2か月程に見た映画まとめです。日本行き機内の映画は最新作も多く、存分に楽しみました。

The Son (2022)
子供を持った経験のない私には想像の世界でしかないけれど、成長するにつれ親とのコミュニケーションがずれていくのを画面を通して深く感じました。Okayやfineという返事は本音なのか? 父親役Hugh Jackman、熱演です。

The Fabelmans (2022)
Spielberg監督自身の体験を元にした作品。真面目なエンジニアの父親と奔放でピアノを愛する母親の元にSammy少年は映画作りの楽しさを追求していく。ユダヤ人である彼を取り巻く1950年代、そして両親の離婚が家族にとって大きなダメージとなった事が綴られています。母親役Michelle Williamsが素晴らしい。

The Menu (2022)
孤島にある有名シェフJulian Slowikのレストランに集まった人々。ディナーはプレゼンテーションのように展開していく。夫々の客の隠された過去や思わぬ展開が繰り広げられていく。そのどんでん返しは見てのお楽しみ。

A Man called Otto (2022)
妻を亡くし、引退直後の偏屈なOttoには笑顔がない。そんなある日近所に引っ越してきた家族が助けを求めてくる。
数年前に原作を読んだことを思い出しました。Tom Hanksが終始眉間にしわを寄せて演技しているのも見ものです。

TAR (2022)
ようやく見る事ができました、Tar!近年では女性指揮者も多く登場しているけれど、まだまだ男性社会の職種。世界最高峰のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団で初の女性首席指揮者Lydia Tar。マエストロの立場が次第に変化していく。

映画やドラマで楽器演奏場面があると、本物か偽物かを見分けるのが楽しみでもある私、Lydiaを演じるCate Blanchettの指揮を見て、かなり練習したのだなと圧倒されました。
オーケストラはプロ奏者の団体、しかもベルフィン・フィルは全員ソロ演奏ができる程の高水準なので
彼等をまとめ、自分の理想の演奏に導くことが指揮者の手腕。合唱経験を通して温和なカナディアン指揮者達と共演してきたけれど、Lydiaのような高慢な人物に出会ったことがないのは幸い。

To be continued...
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