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Spring in Tokyo (10) [2015 Tokyo]

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日本に行くならぜひ観たい!と思っていた映画Dior and I。インターネットで調べてみるとBunkamura ル・シネマでの上映。予約済みのチケットを握り締め再びダッシュで渋谷に戻り、開演時間ギリギリで席につく。

老舗ファッション・ブランド Christian Diorのデザイナーとして2012年に就任したRaf Simonsの初コレクション発表のドキュメンタリー。

2005年から7年間Jil SanderのデザイナーであったRaf. 全く異なる路線の服からファッション業界で65年間君臨し続けるDiorに飛び込んだ彼の大冒険はアトリエで働く人々との出会いから始まります。この映画ではアトリエに初めてカメラが潜入し、経験豊かなお針子達(中には勤続40年以上という人も!)、デザイナーの意図を汲み取り、平らな生地から3Dのドレスやスーツに仕立て上げる人々の姿が映されます。

寝る間も惜しんでビーズを縫い付け、Rafのダメだしに1からドレスを作りなおす職人達。そして出来上がり、モデルが身にまとった時の喜びはRaf以上。彼等なくしてはブランドも成立しないのです。
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Rafを支えるアシスタントのPeter が抜群の手腕を発揮し、芸術家肌のRafと実直な職人達との間を調整していきます。未知の世界であったオートクチュール。こんなにも多くの人々によって成り立っているのですね。
とても興味深いドキュメンタリーです。

Spring in Tokyo (9) [2015 Tokyo]

東京での移動は電車・地下鉄時間が確実なので安心していたけれど、駅構内の歩く長さまで予想できず今回は待ち合わせに遅刻すること数回。5分遅れるとレンタル携帯電話にメッセージが入るのですが、この携帯はメール・テキスト機能がなく通信不可。友人達を更に不安に掻きたてたようです。Time is moneyとは打って変わったカナディアン感覚に陥っている自分に大反省。

ようやくたどり着いたランチはカリフォルニアレストランA16 Tokyo。2年ぶりの友人との再会です。彼女は既に1人グラスを傾けて待っていました。
久しぶり~、乾杯! の後はパルマ産生ハムとサラミ、レバーペースト盛り合わせ。ボリュームたっぷり♪
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モリモリと食べながらおしゃべりも弾み、忙しい私達 笑。周りを見回すとオフィス街のランチタイムというよりは丸の内に遊びに来た風の人々が多い雰囲気です。
さてさて、お待ちかねのピッツァの登場! クリスピーな生地の上にはフレッシュなトマトソース。
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乳がんを克服した彼女、すっかり元気になり飲みっぷりも以前と同じ。アルコール度って健康のバロメーターかもしれない、と思ったりして。
そしてパスタは初めて食べるブカティー二。丸いパスタなのです。アンチョビ&ガーリックソースで。
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丸の内のランチタイムということもあり、2時間限定と言われていたけれど、この日は天候が悪く店内もそれ程混雑していなかったので少々時間延長して。

Take care and see you next time!

A16 Tokyo
千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F
Tel: 03-3212-5215

Spring in Tokyo (8) [2015 Tokyo]

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Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されているボッティチェリとルネサンス展、タイトルはMoney and Beautyと何やら意味深げ。

15世紀イタリア・フィレンツェの銀行家メディチ家の繁栄により始まったルネサンス。多くの芸術家が豊かなパトロンとともにが開花し、イタリアから北部ヨーロッパへとその流れが続いていきます。
この展覧会ではメディチ家の支援を受けたボッティチェリの作品10数点を含む絵画、彫刻、工芸等約80点が集約されています。

1つ1つの展示に対する時代背景や当時の文化などの詳細説明が更に興味を涌きたてます。高校の世界史の授業では教科書を無視していきなりルネサンスから始まった熱血教師を思い出しました。そうそう、コシモ・ディ・メディチよね。
メディチ家の衰退とともにフィレンツェも危機を迎え、ボッティチェリの晩年の作品にもその空気が反映されていくのです。

こうして今振り返ると展覧会とはやたらと作品を集めればいいわけではなく、構成がとても大切であるということを改めて発見。とても充実した内容にすっかり魅了されてしまいました。

気分良く会場を後にし、グッズ・コーナーで見つけた本を購入。勉強意欲が涌いてきました♪
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6月28日まで開催
Bunkamura ザ・ミュージアム
渋谷区道玄坂2-24-1

Spring in Tokyo (7) [2015 Tokyo]

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東京に行くならアロママッサージを受けたいな、と探して見つけた場所は国立新美術館近くのFlorial。フランス農務省認定機関から品質認定を受けたオイルを輸入販売しているサロン。オーガニック認証設けている高品質オイルを利用したトリートメントがお手頃価格で提供されているのです。この日は全身マッサージ(60分)、フェイシャルの2時間コースを受けることに。カウンセリング時に氏名、生年月日、その日の体調等を記入するのですが、担当者の方が
「私と同じ誕生日です!」と言った所から一気に親近感が。元銀行勤めだった彼女がアロマの世界に入って早10年、つやつやと輝く肌からも健康さが伝わってきます。数本ある中から気に入ったオイルを選べるのも楽しい。

カナダでも数回マッサージやフェイシャルを受けたことはあるけれど、ここぞ!というツボに入ってくれる人はなかなか見つけるのが難しい。こればかりは体当たりで試してみないとわからないもの。さて、彼女はどうでしょうか。
下から上へと撫でるような動きというより、ツボをじんわりと抑えてゆっくりと進んでいく動き。ああ、こういうのもありなんだな、と思いつつウトウトと…そしてとても丁寧なフェイシャル。自分だったらパパッと済ませてしまうクレンジングもそれはそれは丁寧に、丁寧に進んでいきます。
以前カナダで受けたフェイシャル時、熱いタオルをボトっと顔面に落とされ「Sorry~」と軽く誤られ、そのまま何事もなかったようにグイグイとそれは目も覚めるような物凄い力で顔面引き上げマッサージを受けたのとは大違い。あくまで優しいタッチで丁寧に。パックをし、デコルテマッサージをして終了。

終了後はハーブティーを提供され「足よりも腰が張ってましたね。お顔は鼻の部分以外はざらつきもなかったです」と感想を言ってくれるのも日本ならでは。至福の時でございました。

国立新美術館帰りにはぜひお立ち寄り下さい。

フロリアル アロマケアサロン
港区六本木7-5-4
Tel: 03-5775-2305(予約専用ダイヤル)

Spring in Tokyo (6) [2015 Tokyo]

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ただいま六本木にある国立新美術館では2つの展示が行われています。
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これを同時期に開催するとは流石Tokyo. むむむ、どちらを観ようか…迷いに迷ってやっぱりLouvreに。

早速行ってみましょう♪
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ルーヴル美術館展: 日常を描く‐風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄は日常生活を題材とする風俗画約80点を集めた珠玉のコレクション。フェルメールありレンブラントあり、と見所満載なのです。

会場に到着したのは11時頃。既に中はかなりの人出で作品を1つ1つゆっくりと観るのが難しい程。日本の、東京のアート鑑賞熱の高さがひしひしと伝わってきます。中でも人気はやっぱりフェルメール「天文学者」。人混みが去る一瞬にちらり見。
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風俗画は活き活きとした人々の表情とともに背景や物から当時の生活の様子も垣間見られなかなか面白いのです。人間は何時の時代も生生しいものだな、と思ったり。

混雑時間を避けてゆったり観たい人は開館同時に入場位の勢いで行ってみてください。

6月1日まで開催
火曜休館。10:00-18:00 金曜日、5/23、24、30、31は20:00まで

六本木のサクラは都会と自然のマリアージュ。
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展覧会の後のランチはMidtown内のおしゃれなオーガニックカフェukafeで。
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テラスを見ながら食を楽しむ女子が並びます。
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Spring in Tokyo (5) [2015 Tokyo]

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2年ぶりに人間ドックも受け、心身ともにすっきりした後の朝食はPaulでのcroissant & café. これがないと始まらないわ~。
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確か1年前はコーヒーのお代わりはできなかったのに、現在はお代わり無料。素晴らしい~。
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コーヒーと言えば、今回の発見はコンビニの100円コーヒー。レジでお金を払うとカップを渡され、各自コーヒーマシンへ。ボタンを押すと同時に豆が挽かれ、ドリップされるという優れもの。味もしっかりと入れたての香りが楽しめるのです。これでは高価なカフェは商法を変えていかないと。Paulもしかりなのでしょう。

日本の美食追求はどこまでいくのでしょうか。

Spring in Tokyo (4) [2015 Tokyo]

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東京での最初のディナーにグルメな友人が選んでくれたのは麻布十番 喃喃。オーガニックワインが売り物だそうでとても楽しみ。

久しぶり~乾杯! と共に前菜のパテ。自前のパンが3種類。どれも美味しいのです。
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野菜の盛り合わせ。野菜に合わせて調理方法を工夫されているのでそれぞれの味が更に引き立ちます。
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次はボトルでいきましょうか。日本びいきのフランスの造り手のワイン「蔵」。さわやかな赤です。
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爽やかな味わいなのでカキにもぴったり。このカキ、通常の3個分程のボリューム。ええ、お値段も…
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食べ盛りの私達、まだまだいけます(笑) メインはやっぱり羊。
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とビーフ。この脂身にはちょっとびっくりでしたが。
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そしてデザート。写真をとったけれど、味を覚えていません。私、食べたのかしらん?
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美味しいお酒とお料理をとりながら、弾むおしゃべり、何よりの一時でございます。
Thank you!

喃喃 本店
港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス4F

Spring in Tokyo (3) [2015 Tokyo]

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東京への旅の楽しみの1つは美術館巡り。これほど世界各地からの展示が集まる都市はそうそうないもの。まずはインド・コルカタ博物館所蔵「インドの仏 仏教美術の源流」展。バンクーバーにインドの仏展が出展されることはまずありえないので、これは行かねば!と友人と共に出かけました。

コルカタ美術館は1814年創立のアジア最古の総合博物館。紀元前の石像や仏像等を東京まで運搬してくるとはそれだけで価値のあるものです。1つ1つの作品には詳しい説明が加えられていて、観る人々の興味が更に広がります。特にシッタールダの生涯にちなんだ話の像は知らないことばかり。更にそれが美術につながっていた時代にも驚くばかり。人間の知恵と力、技は計り知れないものがあります。

仏教の原点はあれど、現在は人口の80%以上がヒンドゥー教のインド。この博物館があるからこそこれらの価値ある仏教美術が保存されているのでしょう。さもなければ破壊されていたかもしれないから。

充実した展示の後は美術館のカフェでほっと一息。注文したのは特別展限定ケーキセット。アッサム・ティーのムースにカルダモンなどのスパイスを合わせた特別ムース。こういうのがあるのが日本の面白さ♪
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カフェのある場所は法隆寺宝物館。ついでにここも見てみようか、と軽いノリで入ったら、何と重要文化財のオンパレード。知らなかったわ、この場所。仏教の源流から奈良時代にワープしたようで、またまた興味深い一時。

上野はいつ来ても面白いです。
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Spring in Tokyo (2) [2015 Tokyo]

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花見最後の週末に出かけてしまった上野公園。目的は美術館だったけれど(それは後日アップしましょう)、その人混みの多さとこれぞ日本のカルチャーに出会えて久しぶりに大興奮。友人とそぞろ歩きしました。

色々な出店もあり。
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「3杯目のお客さま、ありがとうございます~」と大声で出迎えられる人もいて 笑。
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着付け教室主催の1000円で晴れ着体験コーナーが人気でしたよ。外国人向けにいいでしょうね。
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花見なんだか人見なんだか、それもまた楽しからずや♪
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この日は寒空だったのでダウンジャケットやコートを着込んでいる人が多く、そこまでしてとも思うけれど、それでもやるのよね、皆。
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おおっ、これは見事な枝垂桜。
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いや~思いっきり楽しみましたわ。

Spring in Tokyo (1) [2015 Tokyo]

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1週間の東京の旅を終えてのんびりバンクーバーに戻ってきました。刺激が殆どないバンクーバーの暮らしから脱出したい! と楽しみに出かけた旅だけれど、今回は自分でも驚く程人とモノの多さに圧倒されまくってしまいました。これはカナダ暮らし10年のせいなのか、年をとってきた証拠なのか…? バスの運転手に
「Morning」「Thank you」と声をかけられる心地よさにホッとしています。

アパートの前には満開のサクラがお出迎え。
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Yes, I'm back.
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