Yokoso Japan (8) [2022 Japan]
用事を済ませに丸の内へ。素晴らしい佇まいの東京駅。振り返って二重橋側。ゴミひとつ落ちていません! 観光客向けのHop on-offバスは現在運航中止。この辺りも6月半ば以降は再び賑わう事でしょう。思わず歩いていこうかな、と思ったけれど暑さのためあきらめて。
そうこうしているうちにランチタイム。中通りを歩いているとテラス席のあるレストランを発見。
セットメニューは1500円より。私は1600円の2品、ソフトドリンク付きを選びました。このお値段でこの内容。ああ、日本ってすごい
まずは冷たい枝豆のポタージュ。すっきりとした味わいが熱い喉に染みわたります。
メインは限定1日15食のチーズハンバーグ。期待通りの濃厚な味わいに大満足。
この辺りで働いていた頃もあったな、と思い浮かべると30年以上前の話。ハハハ…
Yokoso Japan (7) [2022 Japan]
東京駅近くのホテルに移動し、通勤時間で込み合う前に街を散策してみました。今回の旅ですっかりはまったモーニングセット、今日は上島珈琲店にて。コールスローたまごサンドは希望で温めてくれます。香ばしく焼きあがった薄切りパンを噛みしめながら、しっかりとした味わいのコーヒーを楽しむ至福の一時。隣の席では通勤前の女性が大事に大事に厚切りトーストを味わっていました。
BGMは心地よいジャズの響き。コーヒーの空間には気分に合うBGMがとても大切ですね。
豊かな朝食の後、あてもなく歩いていくと日本橋に到着。現在のアーチは1911年に架けられたそう。この位置から見るのは初めて。
何故かシャッターチャンスに必ず登場するマスクの人々 涙。
下町に生まれ育った私、子供の頃は都電に日本橋三越にお買い物に連れて行ってもらうのが楽しみでした。日の丸フラッグが刺さったお子さまランチを食べるのが嬉しかったな。
しばらくすると日本銀行に到着。短大時代の友人Tちゃんが就職した場所。元気にしているかな?
始めてメガネを作ったのは確かこの通り、と探してみたけれど見つからない。どうやら閉店したようですね。街はすっかり様変わり。当然のことでしょう。
Yokoso Japan (6) [2022 Japan]
東京を訪れる際にチェックするのはイベント情報。丁度良いタイミングでコンサートを発見。場所は音響効果抜群のサントリーホール。
指揮者、佐渡裕氏の演奏を聴くのは初めて。この演奏会の選曲は1990年の佐渡氏の凱旋公演の再現なのだそう。世界での経験を積んだ32年後どのような演奏となるのか、期待が高まります。
R. Strauss: Don Juan
Bernstein: Prelude, Fugue and Riffs
Beethoven: Symphony No. 7
オーケストラ団員がステージに上がるところから拍手が始まった会場。ああ、これは日本の習慣だったのかな?と新鮮な驚き。そしてエネルギー全開の演奏が始まりました。ダイナミックな指揮とそれについていこうとジェスチャーたっぷりで弾くバイオリニスト達。彼等のエネルギーがビンビンと伝わってきます。
そして2曲目はビッグバンド編成のジャズスタイル。ジャズドラマー高橋氏の切れ味の良いショットに導かれ、軽やかな演奏が繰り広げられます。サントリーホールで楽しむジャズとは何と贅沢な一時。
そしていよいよベートーベン。交響曲の中で一番好きな7番が始まりました。瑞々しい躍動感溢れる演奏は古典派の域を超え現代につながる不思議な空間の中に身を置いた気分になりました。
始めてこの演奏をレコードで聴いたのはカール・ベーム指揮。止まっちゃうのでは?というほどゆったりテンポの第2楽章だったことを覚えています。が、佐渡氏はそうは運ばない。静かに流れつつもじっくりと進んでいくのです。美しい3楽章を終え間髪入れずに4楽章。コンサートマスターは椅子から今にも立ち上がりそうな興奮度の弾きっぷり、そして彼に負けじと弾き込む弦楽奏者達。そしてフィナーレへ。
思わず立ち上がってブラボー!と叫びたかったけれどそこは日本、誰も席を立ちません(あ、禁止されていたのかも)
無料配布の30枚程のチラシ。夏の時期もありとあらゆるコンサートが目白押しです。流石ニッポン。
そしてこのイラスト、かなり笑える~。
Yokoso Japan (5) [2022 Japan]
新国立美術館で開催されていたメトロポリタン美術館展に行ってきました。時間制限予約制のため入館もスムーズに。平日午後なのにそれなりの人出賑わっているというのが東京ならでは。
気に入った作品を出品リストにペンでチェックしていると「鉛筆をお使い下さい」と注意されてしまいました。あらら~、失礼しました。
ラファエロ、グレコ等の日本初公開作品も多く含まれ、見どころ満載。中でもCaravaggio "The Musicians"はひときわ妖艶な魅力を放っていました。
館内2FカフェSalon de the Rondでケーキ&コーヒーを。優雅マダムの東京の午後ですわ。ホホホ。
Yokoso Japan (4) [2022 Japan]
2日目の朝はドトールコーヒーで。
私がこの町に住んでいた頃のドトールと言えばタバコの煙モクモクの場所だったので敬遠していたけれど、最近では分煙、喫煙ルーム設置に変化しているようです。この店舗は最近改装されグリーンも大量。さてお目当てのセットメニューは? サンドウィッチもあったけれどやっぱり王道のトースト&コーヒーを。
残念ながらコーヒーはかなり薄味、そしてトーストはフワフワ過ぎて歯ごたえがなく物足りなかった。
週末朝8時というのに人々が次々とやってきます。コーヒーを楽しみながら新聞を読む男性、楽しそうにモーニングセットを楽しむ女性グループやシニアカップル、勉強にいそしむ若者達等々それぞれの土曜の朝。
駅周辺はショッピングモールが多数隣接しているので誘われるがままに立ち寄ってしまいました。
またもやハマってしまったLOFTで見つけたものは…絶妙ネーミングの指サック。
プレートが違ってますが(春バージョンはピンクだった)消すと自分の富士山の形になる消しゴム。
黒バナナを普通にバックに押し込むカナダ生活ではありえない”携帯バナナまもるくん”。
そして大笑いしてしまったのが”ハマりすぎて沼。夢中になるハメるパズル”その名も沼パズル。
友人からの差し入れは地元のビール。モノが溢れる日本生活を再確認。
Yokoso Japan (3) [2022 Japan]
3年ぶりの幼友達が選んでくれたのは地元イタリアンレストランPIZZERIA347。
席のみ予約かと思っていたら何とコースメニューまずはほどよい量のアペタイザー。食前のアルコールまたはソフトドリンクも選べます。
お次はピザ&パスタ。地元の魚貝を使ったピザ、パスタを1つずつ選び仲良くシェア。新鮮なヤリイカ、イイダコが美味しかった~。イカはカナダでは特別な場所しか手に入らないもの。
「いや~、お腹いっぱいだね~」とおしゃべりしていると「千葉県産のポークでございます」とお皿が出されました。
ローストポークの薄切りはチキンのようなあっさりとした味わいで食べやすくこちらも大満喫。
弾むおしゃべりは尽きることなく大笑いしているとデザートが登場。コーヒーか紅茶が選べます。カナディアンにしてみればほんの1口サイズのパンナコッタ&ケーキ。この量が丁度良いのです。
さてさて、この豪華ランチコースはお幾らでしょうか?
通常であれば3000円のところ、しっかり者の友達はあるサイトにて2000円で予約。
2000円ですよっ、現在のC$20.00 カナダではパスタ1皿でも$20.00では食べられません。
いや~素晴らしい! 土曜のランチ、満席なわけです。
持つべきものは友なり。
Yokoso Japan (2) [2022 Japan]
実家近くのショッピングモールでの朝食はコメダ珈琲店のモーニングセット。モーニングセットって日本ならでは。
席に着くと冷たいお水とおしぼりがサッと出されます。組み合わせ可能なメニューから選んだのはトースト&バター、ゆで卵、コーヒー(大型サイズ)。耳に入ってくる会話は殆どの人々が同じメニュー(コーヒーはレギュラーサイズね)を選んでいました。
飲食前後はマスク着用が必須の日本、カフェの席もこのように仕切られて思いっきり自分の世界へ。
さて、やってきました朝ごはん。いただきます♪
コーヒーは私好みの酸味が少なくしっかりとした味わい。豊かなバタートースト共に楽しみました。
朝食後は数年ぶり、いや10年以上ぶりに近くの船橋大神宮へお参りに。
散歩がてらの若者と思いきや、しっかりとお参りをしていました。
気持ち新たに二礼二拍手一礼。
Yokoso Japan (1) [2022 Japan]
3回ワクチン接種済みのカナディアンもしくは永住権保持者は日本帰国時の待機期間ゼロとなったので1週間程日本に行ってきました。コロナ後空港職員が削減され、出国審査に時間がかかるため搭乗時間3時間前には空港に行くように、とニュースで報道されていたので気合を入れて早めに到着すると…
がら~ん。殆ど人もいず、列に並ぶこともなくあっさりとチェックイン。
3年ぶりの空の旅、飛行機の座席に座るだけでワクワク!
チケット予約時には万一世界の事情が変動することを考えてちょっと奮発してプレミアムエコノミーを。食事の選択はTeriyaki Beef またはChicken korma。うーむ、これはchikenでしょう。
ワインを頼むとソフトドリンクと同じようにグラスに並々と継がれてとっても得した気分♪
機内映画やTVを楽しみ約9.5時間後に無事成田到着。他国への乗り継ぎ便利用者から降りるように、とアナウンスされると機内のほぼ半数ほどが降りていきました。
空港でのPCR検査は担当員の指示に従って数か所(5.6か所)にてチェック。スムーズというよりやたらと動員数が多い印象。次から次へと示される矢印に従ってようやく検査。結果待ちの間はカナダ時間深夜のため睡魔が襲ってきたけれど、ここで眠ってはいけない!検査結果ネガティブを提出して無事空港を後に。全所要時間約2時間でした。以前よりも改善されたようですね。
6月10日からは外国人観光客受け入れ決定とのこと。コロナ発症数は終息していないけれど世界への窓を広げる事は必要でしょうね。
気温25度の夕刻、ホテルにやっと到着し、まずは一杯。ビールや缶コーヒーが手軽に販売される理由がよーくわかりました、ハイ。